2024年 4月 24日 (水)

井上尚弥VSバトラー戦は「やりやすい環境にある」...著名プロモーターが考察 指名挑戦者「静観」WBC会長後押しも

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   プロボクシングの世界バンタム級3団体統一王者・井上尚弥(大橋、29)の次戦に大きな注目が集まっている。

   世界4団体王座統一を目指す井上の標的は、WBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(英国、33)。すでに両陣営が交渉のテーブルに付き話し合いは順調に進んでいるようだ。年内開催に向けて今後も交渉は続くとみられるが、このまますんなりと交渉が成立するのか。

   J-CASTニュース編集部はプロボクシングで数々の世界タイトルマッチをプロモートしてきた協栄ジムの金平桂一郎会長(56)にプロモーター目線で分析してもらった。

  • 井上尚弥選手(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)
    井上尚弥選手(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)
  • 井上尚弥選手(写真:山口フィニート裕朗/アフロ)

井上「流れ的にはいいと聞いている」

   井上は2022年6月27日に東京・丸の内の日本外国特派員協会で行われた会見の席で、バトラー陣営との交渉の進捗を次のように語っている。

「バトラーとの交渉につきましては今、所属ジムの大橋会長からは交渉中と。流れ的にはいいと聞いている。具体的な日程などはまだ聞いていない。開催国については4団体統一の試合が実現するのであれば日本でもアメリカでもイギリスでもどこでもいいと思っている。実現に向けて進めていきたいなと思っています」

   一方、バトラー陣営も王座統一戦に前向きな構えを見せている。バトラーと契約しているプロモート会社「プロベラム」は、井上の会見を受け27日に公式サイトで両者のフェイスオフショットを公開した。このことからも交渉が順調に進んでいることが推測される。

   スポーツ紙などの報道によると、世界4団体王座統一戦が実現すれば井上は3億円以上のファイトマネーが見込めるという。

   金平会長は世界タイトル戦の交渉における主な要素として「日程」「開催地」「ファイトマネー」の3点を挙げ、「外堀はほぼ埋まっていると思います」とし、「開催地やギャラの面でも水面下でキャッボールは始まっていると思う」との見解を示した。

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