2024年 4月 26日 (金)

「断り方が物凄く失礼だった」 田村淳、番組「出演拒否」の木下優樹菜に怒った本当の理由明かす

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   お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが2022年7月21日、YouTubeの生配信で、元タレント・木下優樹菜さんが、田村さんの企画「セカンドチャンス」の出演を一度承諾するも後に断った騒動について言及した。

  • 田村淳さん
    田村淳さん
  • 田村淳さん

「コンセプトに合いません」

   田村さんは同企画で、逮捕歴のある俳優・高知東生さんや、元アイドルグループ「EE JUMP」の後藤祐樹さんらと対談している。

   田村さんが14日のYouTube生配信で語ったところによると、木下さんも同企画に出演予定だったが取りやめた。「メンバーを見て『出ない』と言ってきたので、ちょっと嫌だなと思っています。人を見てるんだと。なので僕はもう木下優樹菜さんと話しません。向こうも話したくないでしょうけど」と出演メンバー確認後に断りを入れられたという。

   木下さんは15日、YouTubeに公開した動画で田村さんに反論。当初、たき火をしながら対談する企画だと聞かされていたためオファーを受けようと思っていたが、その後企画が「セカンドチャンス」を主題としたものに変更されたという。

   木下さんは「私は芸能界を引退してある意味第2章ですけど、刑務所に入るようなことはしていない」などとして、自身について「セカンドチャンス」は「コンセプトに合いません」などと主張。田村さんが生配信で木下さんに苦言を呈したことについて「事の経緯がちゃんとあるのに、それを言わず生配信で言うことでもないんじゃないですかと、すごく残念な気持ちになりました」としていた。

   田村さんは21日、「木下優樹菜さんの件」と題した生配信で木下さんの出演拒否について明かした。寝込んでいた田村さんは、後輩からの指摘で木下さんの反論に気付き、「あれで怒るんだ」と驚いたという。

   「セカンドチャンスというコーナーは、人生でつまずいたことがあったとしても、また立ち上がって一歩踏み出すところをみんなで応援できたらいいな、というようなコーナー」だとして「もともと木下優樹菜さんには、そういった意味でたき火を見ながら、『なんでも話す』って言ってたので、つまずいた話、これからどうしていくかという話ができたらいいなと思ってオファーをかけました」と木下さんに出演を打診した経緯を明かした。

   その後、田村さんは「『セカンドチャンス』というコーナーを思いついたので、たき火でするより『一度人生つまずいても反省してまた一歩踏み出す』というコーナーのほうが、話す内容は一緒なので、タイトルが変わるだけだからいいかなと思った」として改めてオファーしたが、断られたという。

「仕事を断ったから怒ってるんじゃないんですよ」

   田村さんは「僕が怒ってるのって、仕事を断ったから怒ってるんじゃないんですよ」と話す。木下さんが企画を断った理由について「『私にもブランディングがあるんだ』っていうことなんで断った。それは当然じゃないですか。嫌だったら断っていいし」と理解を示した上で「僕が『人を見てる』と言ったのは、断り方が物凄く失礼だな、というところだった」という。

   木下さんの反論動画についても「気づかれていないのか、黙っているのか定かじゃない。間にスタッフさんが入ってますから、それがどれだけ木下さんの言葉だったのかはわからないですけど」とした。

   田村さんは「僕が怒ったのは、断り方です」として、木下さん側のスタッフから「並びが...という感じでした」との文言でオファーを断られたと明かした。木下さんが高知さん・後藤さんの後に出演するのは違うと思ったのだろう、と感じたという。

   木下さん側に「『セカンドチャンス』の並び(出演者の順番)以外で、何か問題はありませんでしたか?」と質問したところ、「『その並びなら次は〇〇じゃね?』みたいな意見でして...」と返信がきたという。田村さんは伏字部分について「ある女優さんの名前なんです」とした。

「これで僕は、すごく怒ったんです。この女優さんにも失礼だし、高知さんにも後藤佑樹くんにも失礼だなと思って。だから僕は(木下さんは)人を見てるんだな、嫌だな、って判断に至ったんです」

   田村さんは「セカンドチャンス」について「犯罪を犯した人が出るコーナーではなくて、人生つまずいたけど反省して次の新たな一歩をどう踏み出したのかを、視聴者のみんなと考えるというコーナー」だと改めて説明している。

「仕事を断るときの言葉としてはものすごく人を見てる」

   一方で、上記の発言が木下さんによるものではない可能性もあるとした。

「もしかしたら木下優樹菜さんは言ってないのに、スタッフさんがこうやって言ったのか。だとしたら、スタッフさんはものすごく、仕事を断るときの言葉としてはものすごく人を見てる」

   田村さんは、断り文句が木下さんによる発言かは定かではないとしつつも、「言ったっぽいよね、これ」と拭いきれない様子だった。

   また、スタッフを含め木下さん側に「セカンドチャンス」という企画の趣旨が伝わっていないとした。

「(出演者の並びに)『優樹菜が出たら自虐じゃね?』って言ったんです、スタッフさんが。こっちは『セカンドチャンスはこういうコーナーなんです』という動画を送ったんです。送ったんですけど、見てないのかなと思ったんですよね。見ていただいたら、僕が犯罪を犯した人をイジるコーナーじゃないのはすぐに伝わると思うんですけど」

   田村さんは「もし木下さんが話す気持ちがあれば(自分も応じるつもりがある)。セカンドチャンスの精神に立ち返って」と携帯電話の番号を明かして呼びかけていた。

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