2024年 4月 28日 (日)

DeNA佐野への内角攻めは「報復」ヤクルトOB持論 「完全に当てに行ってる」

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   プロ野球ヤクルトで活躍した上田剛史氏(33)が2022年9月13日にユーチューブチャンネルを更新。12日に横浜スタジアムで行われたヤクルト対DeNA戦を振り返り、独自の視点で見解を述べた。

  • ヤクルト村上選手(写真:ロイター/アフロ)
    ヤクルト村上選手(写真:ロイター/アフロ)
  • ヤクルト村上選手(写真:ロイター/アフロ)

「7対1という点差でデッドボールを当てられた」

   7回までにDeNAが7-1でリードする展開の中、8回表にヤクルト村上宗隆(22)がDeNAエスコバー投手(30)から右太ももに死球を受けた。大事には至らなかったが、その裏の守備には就かず途中交代した。

   そして8回裏DeNAの攻撃時に両軍がヒートアップする場面があった。1死1塁の場面でヤクルト久保拓眞投手(26)がDeNA佐野恵太(27)に投じたシュートが内角に大きく抜けて佐野が思い切り体を反らした。直後に両軍ベンチから罵声が飛び交い、不穏な空気に包まれた。

   上田氏は村上が受けた死球について「当然エスコバーも前回村上にホームランを打たれてるし、インコースを攻められるというのは強打者の宿命。体に近い所を攻めていかないといいバッターは抑えられない」と解説し、両軍ベンチの感情を推測した。

「7対1という点差でデッドボールを当てられた。ヤクルトとしても村上だからね。今一番離脱されたら困る選手が当てられたという事に怒りがあるし7対1という点差で『そんなに厳しく行くところでもないだろ』という怒りもあると思う。一方DeNAからしたらこの後のクライマックスシリーズとか。もちろん今優勝争いをしてますけどクライマックスシリーズもあるから村上選手に気持ちよく打たれるわけにもいかないということもある」

「森岡コーチは悪気があって言っちゃう感じの人ではない」

   両軍から罵声が飛び交ったシーンに関しては「動画で見たけど誰が何を言っているのかさっぱり分からない」とし、「ヤクルトの森岡(良介)コーチが言い過ぎたと。インスタグラムで謝罪している文が上がってましたけど、森岡コーチは悪気があって言っちゃう感じの人ではない。熱くなっちゃうからとにかく。仲間意識が強いというか」とフォローした。

   そして久保が佐野へ投じた内角球について、村上の死球と関連付けて持論を展開した。

「当然、味方の軸となる奴がやられたら相手の軸になる奴に行くんだよ。基本的には。DeNAとなったら今一番率(打率)を残しているから佐野選手になっちゃうけど。あれは見てわかる通り完全に当てに行ってるよね。狙って。報復だよね、ようは」。

   上田氏は視聴者からの「やっぱり報復ってあるんだ」とのコメントに対し、「ぶっちゃけ報復はありますね。笑」と返信している。

   死球の影響が心配された村上は翌13日の巨人戦に「4番・3塁」で先発出場した。4回に巨人・菅野智之投手(32)から第54号を放ち、5点ビハインドの9回には大勢投手(23)からスリーランを放ってソフトバンク・王貞治会長の55号本塁打に並んだ。

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