2024年 4月 27日 (土)

花束投げ捨て騒動で「気分悪くなった」 元世界王者が怒り...海外メディアは困惑「奇妙な出来事」

   格闘技イベント「超RIZIN」が2022年9月25日にさいたまスーパーアリーナで行われ、エキシビションマッチの花束贈呈をめぐる「投げ捨て騒動」が大きな波紋を広げている。

   エキシビションマッチはプロボクシングの元世界5階級制覇のフロイド・メイウェザーJr.(米国、45)が朝倉未来(30)を2回TKOで破り、メイウェザーJr.が前評判通りの強さを見せたが、エキシビションマッチ前のリング上での出来事がインターネットなどで物議を醸した。

  • 朝倉を攻めるメイウェザーJr.(写真:AP/アフロ)
    朝倉を攻めるメイウェザーJr.(写真:AP/アフロ)
  • 朝倉を攻めるメイウェザーJr.(写真:AP/アフロ)

元世界王者・渡嘉敷氏「あれは失礼だな」

   問題視されているシーンは、メイウェザーJr.に花束を贈呈する役割を担った政治団体「ごぼうの党」の奥野卓志代表(48)が花束を渡さずリングに落とした場面だ。

   奥野代表は花束を持ってメイウェザーJr.に歩み寄るも手渡すことなくメイウェザーJr.の目の前に放り投げた。メイウェザーJr.は一瞬、戸惑いの表情を見せたが、両手にグローブをはめたまま花束を拾い上げスタッフに手渡した。

   「RIZIN」の榊原CEOは第4試合終了後にリングに上がり奥野代表の振る舞いを謝罪。インターネットでは一部ファンから奥野代表への批判の声が上がったが、プロボクシング界からも批判的なコメントが寄せられた。

   元WBA世界ミドル級王者・竹原慎二氏(50)は25日にユーチューブチャンネルを更新し、奥野代表の振る舞いに言及。「見ていてひとつ気分が悪くなったのが、ごぼうの党の人が花束を投げて渡した。それが気分悪かった」とストレートに語り、動画に出演した元WBA世界ライトフライ級王者・渡嘉敷勝男氏(62)は「あれは失礼だな」と同調した。

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