2024年 5月 3日 (金)

注目の京口VS寺地、識者は「攻撃力、防御技術はほぼ互角」と分析 フィジカル面で若干の差か

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   プロボクシングの世界ライトフライ級王座統一戦が2022年11月1日にさいたまスーパーアリーナで行われる。WBAスーパー王者・京口紘人(ワタナベ、28)とWBC王者・寺地拳四朗(BMB、30)が対戦する。日本人選手同士の世界王座統一戦は12年のWBC世界ミニマム級王者・井岡一翔対WBA王者・八重樫東戦以来10年ぶり2度目となる。

  • プライムビデオインスタグラムより(@primevideojp)
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「両者の王者としての実績は申し分ない」

   WBAスーパー王者の京口は16年4月のプロデビュー以来無敗(16勝11KO)を誇る。17年7月にIBF世界ミニマム級王座を獲得し2度防衛。その後、王座を返上してライトフライ級に階級を上げ、18年12月にWBAスーパー王座を獲得した。寺地との王座統一戦は保持する王座の5度目の防衛戦となる。

   対するWBC王者・寺地は17年5月に同王座を獲得し8連続防衛を果たした。21年9月に9度目の防衛戦を行い、矢吹正道(緑、30)に10回TKOで敗れ王座陥落。22年3月の再戦で3回KO勝利を収め王座に返り咲いた。寺地の敗戦は矢吹戦のみで通算20戦19勝(11KO)1敗。

   米国の権威あるボクシング専門誌「ザ・リング」のライトフライ級ランキングでは京口が王者に君臨し、寺地がランク1位につける。日本人選手による10年ぶりの世界王座統一戦はまさに「世界一」を証明するための一戦となる。J-CASTニュース編集部は、元協栄ジム会長の金平桂一郎氏(56)に両者の力を分析してもらった。

   金平氏は今回の世界王座統一戦に関して「両者の王者としての実績は申し分ない。互いに実力者であり充実している中での王座統一戦になる。王座統一戦としては最高のタイミグだと思います」と語った。

   世界2階級を制覇し無敗の京口に対して寺地は8連続防衛の実績を持つ。金平氏は両者の攻撃力、防御技術はほぼ互角とみており、フィジカル面で若干、京口が上回っていると分析した。

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