2024年 4月 30日 (火)

「日本にはじゃんけんも負けてはいけない」WBC韓国代表左腕の決意 6年前の「痛恨」被弾忘れず

   ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表の具昌模(ク・チャンモ、25)投手が日本への雪辱を誓った。地元スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)が2023年2月16日に報じた。

   具は米アリゾナ州で行われている代表の強化合宿に参加しており、3月に開幕するWBCに向けて調整をしている。

  • WBC韓国代表(写真:YONHAP NEWS/アフロ)
    WBC韓国代表(写真:YONHAP NEWS/アフロ)
  • WBC韓国代表(写真:YONHAP NEWS/アフロ)

「日本戦に登板することができれば雪辱したい」

   国内リーグのNCダイノスに所属する具は昨季19試合に登板し11勝5敗、防御率2.10をマーク。WBCでは1次ラウンドの日本戦(3月10日・東京ドーム)の先発候補に挙がっているという。

   具はスポーツ朝鮮の取材に対して「山川(穂高)が今回のWBC大会で日本代表入りしている。もし日本戦に登板することができれば雪辱したい」と意気込みを語った。

   具は6年前の日本戦が今でも忘れられないという。

   17年11月に行われた「アジアプロ野球チャンピオンシップ」の日本戦。3点リードの6回に2番手としてマウンドに上がり、近藤健介(現ソフトバンク)にヒットを許し、続く山川穂高(西武)に2ランを浴びた。1点差とした日本は9回に同点に追いつき、延長10回に8-7でサヨナラ勝ちをした。

   このような背景もあり今大会の日本戦にかける思いは並々ならぬものがある。具は「日本にはじゃんけんも負けてはいけない」とし、「日本には悪い記憶があるので今回は雪辱したい」と決意を語った。

   スポーツ朝鮮によると、今大会は長年代表の先発を務めてきた2人の投手が抑えに回るため、具が日本戦で先発する可能性は高いという。具は「東京ドームは(山川に)ホームランを打たれた場所。今大会は個人的に特別だ」と意気込んだ。

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