キャンプ場で「パリピ10人バカ騒ぎ」 人気アウトドアYouTuberが遭遇、視聴者に助言「絶対自分で注意しないで」

   チャンネル登録者数11万人超えのYouTuber「横山三等兵」さんが2023年4月9日、キャンプ中に迷惑客に遭遇したことを動画で伝えた。10人前後の集団が大音量で音楽を流して騒いでいたのだという。

   横山さんは元格闘家で、現在YouTubeでキャンプやアウトドアに関する動画を投稿している。

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  横山三等兵さんのYouTubeチャンネルより

「パリピがバカ騒ぎしてたんですよ」

   横山さんは9日、「【驚愕】実際に遭遇したパリピ系迷惑集団を晒す野営キャンプ」と題した動画を公開。キャンプ中の動画で、「キャンプ場ってやっぱり色んなジャンルがあると思うんですよね。高規格だったりとか、格安、あと無料キャンプ場ってのもありますね」と切り出した。

   動画を撮影する少し前、「どっちかと言うと高規格に入るキャンプ場」を訪れたという横山さん。「着いて早々、変な獣の鳴き声がするんですよ。どんな鳴き声かっていうと『ウ～！』っていう感じの鳴き声です」「年間50、60泊キャンプしてますので色んな獣の鳴き声って聞いてるんですよ。その鳴き声って初めて聞いて、雪中キャンプで行ってたんで、セイウチでも鳴いてんのかなって思って」などとエピソードを話し始めた。

   声のする方に向かった横山さんが目にしたのは、7～10人ほどで騒ぐ集団だった。横山さんは「パリピです。パリピがバカ騒ぎしてたんですよ」「俺もね、行くキャンプは9割以上ソロなんですけど、年に2、3回はグルキャン（グループキャンプ）するんですよ。グルキャンってソロとは違う楽しさがあって、だんだん声が大きくなる気持ちもわかるんですよ」と理解を示したが、集団は夕方になるとスピ―カーを持ち出し、「爆音で音楽を流し出した」という。

   横山さんは「平日ばっかりキャンプに行ってるとほとんど人には会わないんで。ましてやそういうパリピに会うってかなり珍しいんですよね。逆にちょっとテンション上がってきちゃって、悪い癖で動画を撮っちゃいました」として、当時撮影した動画をモザイク処理して公開。集団の騒ぎ声と周囲に響き渡る音が確認できる。

   横山さんが施設のスタッフに集団への注意を申し入れる前に、スタッフが自ら集団の元に赴いたという。「注意するだけじゃなくて、こっちのサイトまで謝罪に来てくださったんですよ。迷惑かけましたみたいな感じで。その一件があってよく利用させてもらってる場所なんですけど、そこのキャンプ場を見る目が俺はちょっと変わりましたね」「俺が言うのもなんですけど、できたキャンプ場だなと思いまして」とスタッフの対応を称賛した。

「見かけても絶対に自分では注意しに行かないでください」

   横山さんは「この話で俺が何を言いたいかっていいますと」として、「キャンプしてたらやっぱりいるんですよ、そういう人が。ただ見かけても絶対に自分では注意しに行かないでください。必ず管理棟に連絡してそこのキャンプ場のスタッフの方に言ってもらってくださいね」と呼びかけた。

   「以前電車の中でタバコを吸ってる人に高校生の子が注意したら殴られたっていう事件があったと思うんですけど。要はあれと同じ事がキャンプ場でも起こる可能性があります。キャンプ場だったらその後に1泊、1夜を共にしないといけないんでなおさら危険です」とも訴え、「素直に聞いてくれる可能性は低いので喧嘩になる可能性があります」とのテロップも添えている。

   さらに、無料キャンプ場だと「どうにもできないんですよ。自分で行くか帰るか諦めるか、この3択しかないです」と続ける。「俺は1000円、2000円の差でこの気持ちが晴れるんだったら、それは惜しまず払おうと思って無料キャンプ場に行くのをやめて、管理してくれている人がいるキャンプ場に行くことを選択しました」と語った。

   「もちろん、みんながマナーよく使ってる無料キャンプ場もあると思うんですけど、俺が行ってるところの全てがそういうわけじゃなかったんで、ちょっと嫌な気持ちになることもあってやめましたね」ともコメントしている。

   横山さんは「みんなでキャンプしてたりとか、1人でもそうですよ。焚火だから、音楽聞きたい気持ちもわかるんです」としながら、「けど音楽とかなんでもそうなんですけど、聞きたくない人からするとだだの雑音でしかないんですよ。キャンプ場で音楽聞きたいんだったら、この自分のサイト、ここから漏れないぐらいの音量で聞くっていうのは大事だと思います」と勧めた。