2024年 5月 7日 (火)

「入社4日で退職決意」「新卒が2日で6人消えた」...いったい何が? Twitterに見る「スピード退職」問題の難しさ

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新卒が出勤4日で退職を考えるまで

   新入社員がわずかな期間で退職してしまう原因について垣間見ることができる例もあります。

   あるTwitterユーザーが、入社して4日目までに退職を決意するに至るまでの実況ツイートが注目を集めました。

ブラック会社に就職した新卒が出勤4日で退社を考えるまで -Togetter

   投稿は2014年4月1日から5日にかけて行われたもの。出社初日から毎日4~5時間の残業が発生しているという報告、残業代が発生しないこと、手当なしの休日出勤を求められ戸惑う様子、入社後2日目にして転職サイトの閲覧を始めた報告など、生々しいツイートが続きます。

   4月5日にはついに「入社4日で退職を決意」と投稿。一連の流れを見たTwitterユーザーからも「4日で辞めたのは良い判断」「初日数日間でこの仕打ちを受ければ辞めたくなる気持ちもわからなくはない」と理解を示す反応が一定以上あがりました。

   別の例として、2017年の5月に投稿された「弊社新入社員全員辞めました」から始まる一連のツイートにも注目すべきポイントがあります。

   投稿したTwitterユーザーによると、新入社員は3人で、全員が辞めた原因として、他の社員がそのユーザーや上司の見ていないところで3人をいじめていたことが発覚したそうです。

「弊社新入社員全員辞めました」ゴールデンウィーク明けにありがちな事かと思ったらもっと深刻な理由だった -Togetter

   投稿者は、「相談に乗った上に先輩として助けることもできずに申し訳なかった」という気持ちで3人を送り出したとつづっています。

   新入社員の早期退職に関する話題は、退職した側に対する「信じられない!」という反応とともに拡散されることが多いですが、この2例を見ると、辞める側にも然るべき理由があるケースもあることが分かります。

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