AV監督の村西とおる氏が2023年10月19日、Xのサブアカウントを更新し、10月17日に社名を「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に変更した旧ジャニーズ事務所のタレントに自身の考えを提言した。「年末の紅白どころか来年にかけても...」社名変更をきっかけに、「ジャニーズWEST」が「WEST.」に改名、「関ジャニ∞」や「SexyZone」も今後の改名を発表するなど、グループ名や番組名などの変更が相次いでいる。村西氏は「ジャニーズのタレントが名前を変え再出発」と切り出し、「が、NHKのトイレで未成年少年に性加害を働いたジャニー喜多川事件を、NHK稲葉会長は記者会見で『重く受け止めている』と看過しない発言。これで年末の紅白どころか来年にかけてもNHKの番組への出演が危うくなったジャニーズタレント」と、改名しても状況は厳しいままだと指摘した上で「辞め逃げ、が最良の選択」と持論を展開した。村西氏は故ジャニー喜多川氏の性加害問題がメディアなどで大きく取り上げられて以来、Xのメイン・サブ両アカウントで「ジャニーズのタレントは、心あるなら事務所に『被害者に対する具体的救済が行われるまでは仕事をしない』ことを伝えるべき。そうした配慮と被害者への思い遣りがあってこそ、多くのファンの支持を得ることができる。事務所の言いなりになっていたら、沈む船もろとも、自らのタレント人生も終わることに」(9月10日)「ファンはジャニーズアイドルを広告から排除する企業に対し『こんな企業の商品は一生買わない』との怒り。勘違いしていやしないか、ジャニーは最も悪質な、子供への性加害の犯罪者、百回死刑になってもおかしくない重罪人。その影響下にあった商品やコンテンツを消費させない、は当然の企業の倫理なのだ」(10月17日)など、ジャニーズ事務所や関係者、ファンに対し批判的な意見を継続して投稿している。
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