BUCK-TICK櫻井敦司さん死去、同業者の追悼文に賛否 「この言い方嫌だわ」「悲しみに満ち満ちてる」

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   ロックバンド「BUCK-TICK」のボーカル・櫻井敦司さんが2023年10月19日、脳幹出血のため急逝したことを公式サイトが発表した。57歳だった。

   訃報を受け、ロックバンド「くるり」のボーカル&ギターの岸田繫さんがX(ツイッター)で追悼文を投稿したところ、賛否両論を呼ぶ事態となっている。

  • 「BUCK-TICK」公式サイトより
    「BUCK-TICK」公式サイトより
  • 岸田繫さんのX	より
    岸田繫さんのX より
  • 「BUCK-TICK」公式サイトより
  • 岸田繫さんのX	より

「先輩ミュージシャン数名に連れて行かれたとある飲み会に一瞬来られ、さっと全員分の会計をして颯爽と帰られた」

   櫻井さんは19日に行われたファンクラブ会員限定ライブの最中、体調不良のため救急搬送されていた。バンド公式サイトは24日、訃報を伝え「あまりにも突然の事に いまだ信じられない思いがいっぱいで 気持ちが混乱しており メンバー スタッフ共に 言葉に表すことができないほどの深い悲しみです」と悲しみを明かしている。

   「くるり」の岸田さんは24日夜、訃報を受けXを更新した。

   「直接の面識はありませんでしたが、先輩ミュージシャン数名に連れて行かれたとある飲み会に一瞬来られ、さっと全員分の会計をして颯爽と帰られたことがありました。ご馳走様でした」と櫻井さんとのエピソードをつづり、「そんなに掘り下げて聴いていたわけではありませんでしたが、好きな曲が数曲ありました。なんとなく応援していたバンドのシンガーでした。ご冥福をお祈りします」とした。

   岸田さんのメッセージを目にした人から、賛否の声が寄せられている。

   一部からは「そんなに掘り下げて聴いていたわけではありませんでした」「なんとなく応援していた」といった表現が引っかかったとする声が上がった。

「好きな曲が数曲ある程度の特に好きでもリスペクトもしていないバンドだったのなら、ツイートしなくて良かったんじゃない?知らんけど。こういうツイートが一番嫌いなんだよねw」
「俺がズレてんのなら申し訳ないが、そんなに掘り下げて聞いてなかったとかは別に言わんでも良くないっすかね」
「ネガティブな事は言いたくないのだけど、、、。俺はこの言い方嫌だわ。とても大人が書く文章とは思えない。もう少しだけ上手く書けるだろ。尖ってるってのとは別だと思う。個人の意見だけど」

   一方で、「BUCK-TICK」と「くるり」は音楽的なジャンルが異なることから、岸田さんならではの追悼だと擁護する声も目立つ。

「まてまてまて。これをネガティブに捉える人達どうなってんのよ。大ファンでしたの方が嘘くさい。なんとなく応援してるバンドのシンガーが突然いなくなった後輩バンドマンの悲しみに満ち満ちてるよ」
「なんか悪い方に読む人いるね 私は...そんなに絡みない人がさも辛そうに追悼文呟いて数分後にいつも通りになるのが嫌 こんなふうに、故人の人柄の良さの記憶と共に素直に薄っすらとしたさみしさを書いてくれる方が嬉しいです」
「くるりのルートにBUCK-TICKの要素はないし、まるでファンだったように追悼してもそれは嘘だし、人柄が好きだったので悲しいですって話なのになあ」

   こうした声を受け、岸田さんは25日未明に「誤解を招くと嫌なので再掲しますね」と同投稿を引用し、投稿の意図を明かした。

「ご家族の方々やバンドのメンバースタッフご友人の皆さまのことは勿論、長く応援されてきたファンの方々のことを思うとただただ胸が痛みます。一度ちゃんとお会いしてお話ししてみたかった人なので。同業後輩として、哀悼の意を表します」
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