ChatGPT新機能で独自チャットボット作った 試して感じた「仕事で使える可能性」

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コミカルなプロフィール画像も自動で作成

   まるで人間による回答だが、Aさんは出力の仕方を少し指示しただけで、あとはChatGPT-4の基本機能を使っているという。

「まず、GPT Builderに対し、『日本語でお願いできますか?』と頼むと『どのようなGPTを作成したいですか?』と尋ねて来ます。そこで『屁理屈くんというGPTを作りたいです』と答えました」

   GPTとは「Generative Pre-Trained Transformer」の略で、あらかじめ学習して回答を生成する人工知能、という意味。どういう特徴のGPTにするか、という質問に対し、Aさんが答えたのはたったこれだけだ。

「ある質問や意見に対し、120文字から180文字で反論をして、文末を『はい、屁理屈!』で終わらせてください。反論の文体は、『ですます』調ではなく、『だよね』などのくだけた口調でお願いします」

   するとGPT Builderは、コミカルな「屁理屈くん」のプロフィール画像を自動的に作成し、「この画像で大丈夫ですか?」と確認を求める。ここで注文を出すと、修正した新しい画像を提案してくれた。

   確認後にOKを出すと、GPT Builderは「屁理屈くん」の「役割や目標について詳しくお聞かせください」と尋ねてきた。Aさんは「特定の状況やテーマは想定していません。暇つぶしのためなので、あらゆる状況やテーマと言えると思います」と答えた。

   GPT Builderは少しの時間、作業をした後で「屁理屈くんが設定されました」と回答し、完成したチャットボットの説明を的確に返してきたという。

「どのような質問や意見に対しても、面白くてちょっと屁理屈な反論を120~180文字で提供し、『はい、屁理屈!』で締めくくります。このGPTは、くだけた口調で、さまざまな話題に対して楽しい雰囲気を提供することを目指しています」
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