元「King&Prince」(キンプリ)で、滝沢秀明氏が代表を務めるTOBE所属のグループ「Number_i」の平野紫耀さんが、「イヴ・サンローラン・ボーテ(YSL)アジアアンバサダー」に就任したことが、2024年1月10日に発表された。同日、平野さんが出演するYSLアイコンリップ「ルージュピュールクチュール」の新CMが公開された。日本人アンバサダーが初参加の企画もプレスリリースによると、平野さんは「小さい頃から憧れていたブランドなので、その世界に自分がいるのがとにかく嬉しくて、そして光栄です」とコメント。ブランドの魅力を「洗練されたラグジュアリー感」と語り、「特別感だったり、気分を変えてくれたり、何か自信を持たせてくれたり、イヴ・サンローランのアイテムにはそんなパワーがあると僕自身も実感しています。僕が実際に使ったときの気持ちと同じ気持ちを皆様にも感じていただきたいです」と呼びかけた。平野さんのアンバサダー就任に際し、YSLを展開する日本ロレアルは「新たなキャリアに向けてさらなる輝きを放つ平野紫耀。その唯一無二のスター性、天性のアイコニックな存在感とエッジィなクチュール感。一瞬一瞬を切り取るようなカメラ前での集中力と誰をも惹きつけるグローバルトランスバーサルなカリスマ性が、ブランドの目指すモダンでエッジィな『CHIC&ELEVATED』(シックで洗練された)世界観を表現します」とのコメントを発表している。平野さんが出演するCMは、東京の表参道・新宿・渋谷のブティックビジョンでも期間限定で公開される。また2月には、表参道・原宿のキャットストリートをメーンに、平野さんのキャンペーンビジュアルポスターがエリアをジャックする。日本人アンバサダーの店頭ビジョンでの上映とエリアジャックは初だという。平野さんの抜擢に、X(旧ツイッター)ではファンらから「紫耀くんがYSLの顔に!世界が認める魅力だね」「ジャパンアンバサダーじゃなくて、アジアアンバサダーなのすごくない??」「紫耀くんはやっぱり世界の平野紫耀でありキングなんだね」といった声が上がっている。ルイ・ヴィトンとパートナーシップ契約も平野さんは23年5月に旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)を退所し、7月に元「キンプリ」メンバーの神宮寺勇太さんとともにTOBEに合流した。10月には同じく元メンバーの岸優太さんもTOBEに加わり、3人で新グループ「Number_i」を結成することが発表された。TOBE加入後に開設したインスタグラムで、平野さんはプライベートとみられる写真やダンス動画をはじめ、「ルイ・ヴィトン」や「ヴァレンティノ」など、仕事でハイブランドのアイテムを身に着けている写真もたびたび公開してきた。24年に入ると、1月5日の投稿で、ルイ・ヴィトンとパートナーシップを結んだことを報告。「『旅の真髄(こころ)』の精神を受け継ぐルイ・ヴィトンの世界をこれから皆さんにお伝えしていきます。ぜひ一緒に楽しみましょう!」とコメントしていた。グループとしての活動では、1日にリリースしたファーストデジタルシングル「GOAT」が、10日発表の「オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング」で初登場1位を飾った。同日時点で公式YouTubeのミュージックビデオ再生回数は2000万回を超えている。旧ジャニーズ事務所の退所発表時、海外進出への強い思いがあることを明かしていた平野さんの快進撃が続いている。
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