2024年 5月 16日 (木)

柏木由紀は卒コンで何を語ったか――「天職」アイドル生活の集大成 現場では報道陣からも拍手が

   AKB48が2024年3月16日から17日にかけて、春のコンサートを横浜市内で開いた。そのうち16日の公演は「ゆきりん」の愛称で親しまれてきた柏木由紀さん(32)の卒業コンサートだ。柏木さんのグループ在籍期間は約17年間におよび、グループ史上最長。卒業コンサートはアイドル生活の集大成ともいえるステージだ。

   終演後の記者会見では、アイドルという職業は「天職」だと繰り返した。グループ卒業後は「臨機応変にアイドルやったり、バラエティー頑張ったり、YouTube頑張ったり、いろんな一面を見せていけたら」などと話した。

  • 卒業ドレス姿で客席に手を振る柏木由紀さん
    卒業ドレス姿で客席に手を振る柏木由紀さん
  • グループ総監督を退任した向井地美音さん(左)と
    グループ総監督を退任した向井地美音さん(左)と
  • 卒業コンサートは故郷の鹿児島への思いをうたった「火山灰」で幕を開けた
    卒業コンサートは故郷の鹿児島への思いをうたった「火山灰」で幕を開けた
  • 「ジッパー」ではセクシーな衣装でパフォーマンス
    「ジッパー」ではセクシーな衣装でパフォーマンス
  • 「てもでもの涙」OGの宮澤佐江さん(右)と共演した
    「てもでもの涙」OGの宮澤佐江さん(右)と共演した
  • 「RIVER」では高橋みなみさんとダブルセンターを務めた
    「RIVER」では高橋みなみさんとダブルセンターを務めた
  • 柏木由紀さんが単独センターを務める「カラコンウインク」
    柏木由紀さんが単独センターを務める「カラコンウインク」
  • 旧「チームB」メンバーで円陣。「初日」をパフォーマンスした
    旧「チームB」メンバーで円陣。「初日」をパフォーマンスした
  • 指原莉乃さん、峯岸みなみさんと「Choose me!」。
    指原莉乃さん、峯岸みなみさんと「Choose me!」。
  • 「Green Flash」1期生の小嶋陽菜さんとのダブルセンターだ
    「Green Flash」1期生の小嶋陽菜さんとのダブルセンターだ
  • 卒業ドレス姿で客席に手を振る柏木由紀さん
  • グループ総監督を退任した向井地美音さん(左)と
  • 卒業コンサートは故郷の鹿児島への思いをうたった「火山灰」で幕を開けた
  • 「ジッパー」ではセクシーな衣装でパフォーマンス
  • 「てもでもの涙」OGの宮澤佐江さん(右)と共演した
  • 「RIVER」では高橋みなみさんとダブルセンターを務めた
  • 柏木由紀さんが単独センターを務める「カラコンウインク」
  • 旧「チームB」メンバーで円陣。「初日」をパフォーマンスした
  • 指原莉乃さん、峯岸みなみさんと「Choose me!」。
  • 「Green Flash」1期生の小嶋陽菜さんとのダブルセンターだ

「たくさんのアイドルがいる中で、AKB48を選んでくれて本当にありがとう」

   柏木さんは鹿児島県出身。小学生の時に「モーニング娘。」のコンサートを鹿児島で見てアイドルに憧れるようになり、06年にAKB48の3期生オーディションに合格。中学3年生で上京し、07年に東京・秋葉原の専用劇場でデビューした。

   卒業コンサートのタイトル「柏木由紀卒業コンサート~17年間、歩いて来たこの道~supported by イモトのWiFi」のとおり、17年の歴史を駆け抜けるような構成。

   上京時の心境と故郷への思いをうたった「火山灰」(12年)で幕を開け、「ポニーテールとシュシュ」(10年)「フライングゲット」(11年)といったグループの定番曲、初めて単独センターを務めた最新曲「カラコンウインク」(24年)、所属している「チームB」のオリジナル公演曲のひとつ「初日」(08年)など、延べ33曲を次々に披露。

   高橋みなみさん(32)や峯岸みなみさん(31)、小嶋陽菜さん(35)、仲川遥香さん(32)、指原莉乃さん(31)ら卒業生も駆けつけた。

   「アイドル」のあり方に言及する場面も多かった。終盤のあいさつでは、「カラコンウインク」を念頭に、古くからのファンに対して

「胸を張って『ゆきりん推し』だって言えるような恩返しが最後にできたかなって思います。卒業しても皆さんの前ではアイドルでいさせてください」

と感謝。「今AKB48を応援してくださっているみなさん」に対しては、次のように呼びかけた。

「こんなにたくさんのアイドルがいる中で、AKB48を選んでくれて本当にありがとうございます。私は17年間本当にいろいろなAKB48を見てきて、その中で活動してきましたが、どの時代も、その時のAKBが一番だと思ってやってきたし、私は今のAKB48が最強で最高だと、心の底から思っています。それでもグループに歴史がある分、心無いことを言う人がいるかもしれません。そんな時はファンの皆さんがメンバーの味方でいてくれたら嬉しいなと思います」
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中