「今日で消えます」関口宏、ラストはスタジオから「あっぱれ!」 36年半司会のTBS報道番組「サンデーモーニング」卒業、後任は膳場貴子アナ

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「じっくりニュースと向き合って、スポーツは楽しくきりっと」

   一連の映像が終わると、4月から関口氏の後任となる膳場アナが出演。2人は握手を交わし、膳場アナは

「おはようございます。関口さん、36年と6か月、おつかれさまでした」「(振り返りの映像を見て)私たちの生きている時代そのものとずっと向き合ってきている番組なんだと、今、あらためて思いました。この日曜日の(朝の)時間、ゆったりした時間の中で、じっくりニュースと向き合って、スポーツは楽しくきりっと、お伝えしていきたいなと思います」

とねぎらいと、意気込みを語った。これを受けて、関口氏は

「日曜日の朝っていうところを、ひとつ大事にしていただいて。(コメンテーターの)みなさまもよろしくお付き合いくださいませ。わたくしは今日で消えます(笑)。ありがとうございました」

と最後のあいさつ。

   スタジオからは「あっぱれです」の声が飛び、関口氏は少し照れながら、片手をあげて、「ありがとう。どうもありがとうございました」と一礼して、フィナーレとなった。

   なお、関口氏は24年4月21日から、BS-TBSの新番組「関口宏のこの先どうなる!?」(毎週日曜)で司会を務めるという。

   4月から関口氏に代わる膳場アナは、前日の3月30日、8年間キャスターを務めていたTBS「報道特集」(土曜17時半)で最終出演があった。あいさつでは「この8年間は調査報道の意義が増すのを実感する時期でもありました」などと振り返り、視聴者への感謝を伝えていた。

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