男女特有の考え方の違いがわかるように
ユーザーは実際どのように利用しているのか。「カドル(Cuddle)」の担当者を通じ、ある30代女性ユーザーは「家庭で生まれた悩みや愚痴を誰かに聞いてほしいという思いから」とコメントした。
「私は春から夫の転勤で、縁もゆかりもない土地に引っ越してきました。これまでは身近に境遇の近い相談できる友人がいたこともあり、家庭の悩みやちょっとした愚痴をこぼすことができていました。しかし、取り巻く環境が一気に変わってしまい、その友人とはこれまでのような距離感で相談をすることがなくなりました。 そこでカドル(Cuddle)を利用してみたところ、同じような悩みや思いを抱えている方が非常に多くいて、自分だけではないのだと安心することができました。家庭の悩みや愚痴を溜め続けることなく、円満に前向きな家庭生活を送るうえで大切なことを見失わずに済んだのかなと思います」
加えて、「カドル(Cuddle)」を使うと、「同じような境遇の方や悩みを共感できる相手に出会える」ことがメリットだとした。
「自身の中で考えていても、パートナーへの苛立ちや疑問などはなかなか解決できません。しかし、異性の意見を聞けることで、男女特有の考え方の違いや言葉の受け取り方の違いなどがわかってきます。そのおかげもあり、夫の行動やかけてくれる言葉の意味を深く理解し、お互いを尊重できる関係になったのではないかと思います」
では、利用していることを夫に話しているのだろうか。
「私は夫に対してカドル(Cuddle)の利用を伝えるには至っていません。もちろん、夫にも伝えたうえで利用することが、一番波風立たないことは理解しています。しかし、相談している内容が夫の愚痴や家庭の悩みになりますので、知っていい思いをすることはないと思うからです。伝えていないからといって不貞行為をしているということではないですし、サービスの中で不貞行為をしようとする方は運営の取り締まりによって厳しく管理されていますので、私は安心して利用することができています」
「カドル(Cuddle)- 既婚者マッチングアプリ」
「カドル(Cuddle)- 既婚者マッチングアプリ」では、ユーザーが住む地域や趣味、嗜好など、プロフィールに登録されている内容からAIが最適な相手を提案する。
ユーザーの行動データや過去のマッチング履歴、メッセージのやり取り傾向などをAIが解析する仕組みがある。利用料は、女性は無料。男性は月額9800円~。