プロ野球の「不可解判定」がインターネット上で物議をかもしている。佐野の四球でピンチ広がり3失点問題視されているのは、2025年4月3日に京セラドーム大阪で行われた阪神対DeNA戦の9回のシーンだ。2-2の同点で迎えた9回表DeNAの攻撃。阪神4番手のハビー・ゲラ投手(29)がマウンドに上がり、DeNA佐野恵太外野手(30)が打席に立った。ファールで粘る佐野に対し、ゲラはコーナーをつくピッチングを見せる。そして2ボール2ストライクからの9球目。外角低めのスプリットに佐野のバットが空を切り、この球を栄枝裕貴捕手(26)が落球した。マウンドのゲラは三振を確信したようだったが、球審はファールと判定。直後、栄枝が球審に三振を訴え、塁審が集まり協議が行われたが、判定は覆らなかった。「不可解判定」により、ゲラに精神的な動揺があったのか、ボールが2球続き、四球で佐野を歩かせた。1死1、2塁のピンチとなり、山本祐大捕手(26)に痛恨のタイムリースリーベースを打たれ2失点。この後、犠牲フライで1点を失った。「不可解判定」に関連ワードがトレンド入り佐野の四球によってピンチが広がり3失点。結局、この失点が大きく響き、チームは2-5で敗れた。インターネット上では、球審の「不可解判定」が大きな話題となり、「審判のせい」「ファール」などがトレンド入りした。一夜明けても虎党の怒りは収まらず、Xでは次のような声が寄せられている。「悪いのは全部審判団」「画像では明らかに空振り」「誤審する審判は要りません!」「ベイスターズファンだが佐野のアレはどう見ても空振り」「この試合、阪神は負けました。DeNAではなく、球審に」「映像見ましたけど全然バットに当たってないし...」「あれのどこがファールなんだ、、、?バットがボールに当たってなくないか?」「不可解判定とか、不運とか、違うやろ?単純に誤審や」スポーツ紙の報道によると、藤川監督は試合後、問題のシーンについて「空振りだと思うんですけどね。なかなかあれ以上、やりようがないということなので」などと無念をにじませたという。
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