東京ディズニーリゾート(TDR)は2025年4月23日、夏のスペシャルイベント「サマー・クールオフatTokyoDisneyResort」において、男性3人組バンド「Mrs.GREENAPPLE」とコラボすることを発表した。Xでは「コラボ先として間違ってるとしか感じない」などと厳しい声も噴出している。日本人アーティストの楽曲をアトラクションで流す初の試みもイベントの開催期間は7月2日~9月15日で、TDR公式サイトでは下記のように実施経緯が説明されている。「今回、『ゲストの皆さまに夢や感動をお届けしたい』という東京ディズニーリゾートと『最高のエンタテインメントで世界中の人々にワクワクとドキドキを提供し続ける』というビジョンを掲げるMrs.GREENAPPLEの想いが重なって、このスペシャルコラボレーションが実現しました」ミセスがテーマソングを担当するうえ、TDRでコラボグッズが発売予定。また、ディズニーランドのアトラクション「ベイマックスのハッピーライド」は、通常のオリジナルソング6曲に加えてミセスによる楽曲がランダムで流れるスペシャルバージョンに。TDRのアトラクションで日本人アーティストの楽曲が流れるのは「初めて」だという。ディズニーシーでは、パーク玄関口のメディテレーニアンハーバーから水が噴き出すプログラム「"びしょ濡れ"ハーバースプラッシュ」を行う。1日6回程度の「スプラッシュタイム」があり、「Mrs.GREENAPPLEのアップテンポな楽曲にのせてさらに勢いを増して噴き出す水と共に、楽しく涼しい時間をお過ごしいただけます」としている。「パーク内は夢に浸りたいのに」TDRはIP(知的財産)を活かしたテーマパーク作りで知られている。そんな中でも、過去にはディズニーシーのナイトショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」で、歌手のMISIAさんが日本語版テーマソング「君の願いが世界を輝かす」の歌唱・訳詞を手がけたことがある。ただ、今回のように日本人アーティストとのコラボイベントを両パークで同時展開することは珍しい。発表を受けてXでは期待が高まる一方、「どっちも好きだけどコラボ先として間違ってるとしか感じない」「ディズニーが大切にしてる世界観を運営会社がぶち壊すってどういう状況?」「パーク内は夢に浸りたいのに現実世界のバンドが入ってくるの本当に嫌だ。ユニバでやってよ」などと批判が相次いでいる。中には「ミセスはゴリゴリJPOPだから不安に思う人も多いんだろうな」「メインテーマが『ミセスの楽曲で水を浴びる』になってるところが今回の一番アウトな気がする」「ユニバなら全然嬉しい」といった意見も見られた。
記事に戻る