「会場内の公序良俗に反する服装や平穏を乱す行為は禁止」
これに対し、鹿乃さんは、自らの考えを理解する向きに感謝するとともに、批判については1つ1つ反論した。
「自分の『不快』を理由に、ルールを守っている人を叩いて排除する」
「コスプレを披露するために行ったんじゃないのだけ知っておいてほしい」
「マナーを守ってコスプレをしているのに、なんでこんな叩かれてるの?」
鹿乃さんが自らのnoteを紹介したX投稿は、吉村洋文大阪府知事や横山英幸大阪市長もリポストしており、鹿乃さんは、「私の万博での行動も記事の内容も、万博側的には問題なしと判断されていると思います」と強調した。
コスプレや仮装について、万博協会は、公式サイトのQ&Aで、「持込禁止物に該当しないものであれば、装着しての入場は可能です」との見解を示している。その一方で、「会場内の公序良俗に反する服装や平穏を乱す行為は禁止です」とクギを刺している。
会場内には着替え場所はないとしたうえで、「トイレでの着替えは、他の来場者の使用に際して迷惑となる場合がありますので禁止です」とした。さらに、次のような注意喚起も加えている。
「他の来場者の迷惑となるような写真撮影行為は禁止です。他の来場者に迷惑となるおそれがあるもの、不安感や恐怖感を与えるものは入場をお断りする場合があります。顔全体を覆うマスクなど、顔の大半が見えなくなるもの(医療目的で必要なもの等を除く)は、入場をお断りする場合があります。また、安全上の理由から取り外しをお願いする場合があります」
つまり、他の客に迷惑をかけたり、安全を脅かしたりするようなコスプレ行為は、止めてほしいということだ。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)