7度目の再販は5月9日を予定
6度もの完売の経緯はこうだ。最初SNSで話題になった理由は、さまざまなサブカルチャー作品に言及した記事がXで取り上げられたからだった。すると、「国語便覧を読んでみたい!」という一般読者からの要望が急増。そのため、急遽オンラインショップでも販売することになった。
第一学習社の書籍は、主に学校専売品として販売。それまで「カラー版新国語便覧」は高校生や高校教師が購入していた。だが、先述した経緯から4月下旬までの約4週間、一般読者からの問い合わせと注文が殺到している。
同社の4月22日の投稿では、6度目の再販も完売したと報告。1~5度目よりも10倍近い冊数を用意したにもかかわらず、たった数時間で完売したという。担当者も「予想を大きく上回るお問い合わせとご注文をいただき、何度も完売という事態となっています」と説明する。
Xでは7度目の再販を行うとしている。5月9日を予定している。価格は税込1045円だ。大量に用意した6度目と同程度の冊数を準備しているとしている。