「肉フェス」会場前で血の色に染まって「動物の死体」アピール ビーガン団体の行動が波紋、目撃者が語った一部始終

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「血に見立てた赤い塗料を体に塗って横たわっていた」

   ペイまろさんは4月28日、J-CASTニュースの取材に応じ、女性らは、血に見立てた赤い塗料を体に塗って横たわっていたといい、そのことについてこう述べた。

「周りの人からすれば、このような過激な表現は不快に思われる方も少なくないでしょう。もちろん家族連れの方もいますのでお子さんの心理的な影響も多少なりともあると思います」

   女性らを揶揄する行為も一部であるなどして、警察が出動した状況については、こう説明した。

「警察の方は双方の紛争を起こさないように抑止のために存在していました。また、彼女らの前でケバブを食べている活動者もいたので、その方とお話しをしているのは目にしました」

   挑発行為にしびれを切らした女性の1人は、警察に「どかしてください」と訴えかけていたが、「警察は特に何もしてなく、彼女をなだめているように見えました」という。ペイまろさんは、「肉フェスなので肉を食べる事はOKですが人を不快にさせる事はアウトです。去年コミケでも同様の件がございましたが、"余韻"を壊す行為は犯罪ではないだけで大罪だと思っています」と訴えている。

   実は、PETAの本部がある米国では、1月ごろから大手食品スーパー前で、血の色に染まった男女が巨大な肉トレーにラップされて横たわり、自らの主張を訴える活動を繰り返している。日本では、肉フェスに合わせて、サポーターらが同様な活動を展開したらしい。

   産経新聞の4月27日付ウェブ版記事によると、今回のパフォーマンスに対し、イベント参加者が通報し、警察官が駆け付ける事態になった。その後、女性らは立ち去り、トラブルは起きていないと警察が説明したという。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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