「今の巨人は弱い」岡本和真の離脱でリーグ4位、トレードで戦力補強も...識者が指摘する「一貫性のない戦略」

    プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(66)が2025年5月19日にユーチューブを更新し、巨人の現状を独自分析した。

  • 巨人の本拠地・東京ドーム
    巨人の本拠地・東京ドーム
  • 石橋氏との2ショット(リチャードのインスタグラムより)
    石橋氏との2ショット(リチャードのインスタグラムより)
  • 入団会見で意気込むリチャード(本人インスタグラムより)
    入団会見で意気込むリチャード(本人インスタグラムより)
  • 巨人の本拠地・東京ドーム
  • 石橋氏との2ショット(リチャードのインスタグラムより)
  • 入団会見で意気込むリチャード(本人インスタグラムより)

「どのようにして勝つのか、一貫性がない」

    巨人は、主砲・岡本和真内野手(28)が5月6日の阪神戦で左ひじを痛めて戦線離脱。スポーツ紙の報道によると、岡本は「左肘の靱帯損傷」と診断され、全治は3か月程度で前半戦の復帰は絶望的だという。

    チームは岡本に代わる主砲として、ソフトバンクからリチャード内野手(25)を交換トレードで獲得した。リチャードは、移籍翌日(13日)の広島戦に「7番・サード」で先発出場し、移籍後初アーチを放つもチームは4-5で敗戦した。

    岡本が抜けた影響は大きく、離脱後は4勝7敗と負け越している。19日時点で首位・阪神と2.5ゲーム差のリーグ4位だ。

    高木氏はチームの調子が上がらない最大の原因を「岡本の離脱」とし、次のように助言した。

    「どのようにして勝つのか、一貫性がない。攻めダルマになってほしい。なりふり構わずに。得点する人がいないだけに、攻め続けなければいけない。攻めは最大の防御。今まさしく、巨人に贈りたい言葉はそういうこと。攻めなくてはいけない」

    セ・リーグは、阪神が首位を走る。2位・広島が1.5ゲーム差で追い、3位DeNAが広島を0.5ゲーム差で追う。そして、4位・巨人と3位DeNAとは0.5ゲーム差と、混戦模様となっている。

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