巨人移籍のリチャードは「それほど大化けするとは思えない」、識者「よくやっているが...そこまで期待してはかわいそう」

「巨人が10試合我慢できるだけの余裕があれば我慢する」

   移籍直後に衝撃デビューを飾るも、その後、3試合ノーヒットが続き、17日の中日戦はスタメン落ちした。ここまで20打数3安打で、そのうち2本が本塁打だ。

   高木氏は、リーグ4位のチーム事情を踏まえ、リチャードの現状に言及した。

   「ジャイアンツが10試合我慢できるだけの余裕があれば我慢する。余裕がないから我慢できないだけ。与えられた中でホームランを2本打ったわけだし、そういう意味ではよくやっている。岡本とかぶせてみても、そこまでの活躍は無理」

   そして、「環境の変化や、緊張感で成績が伸びるかなとは思うが、それも一時的なことで、そんなに大化けするとは思えない」との見解を示した。

   高木氏は、ここまでのリチャードのプレーを100点中「70点」と評し、サードとして守備範囲の物足りなさを指摘した。

   舞台をパ・リーグからセ・リーグに移してプレーするリチャード。主砲・岡本に代わる右の大砲として期待する首脳陣の思いに応えることができるか。6月3日からはセ・パ交流戦がスタートする。

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