「せっかく勝ち取ったスタメン出場の機会を生かせなかった」
同メディアは、この日、第1打席で19号本塁打を放った大谷翔平選手(30)を大々的に取り上げ、スタメン出場を果たすも結果を残せなかったキムを厳しい論調で報じた。
記事では、「せっかく勝ち取ったスタメン出場の機会を生かせなかった」と指摘し、こう続けた。
「守備でも失策を犯し、失望感を与えた。2-1でリードしていた4回裏1死後、カイル・マンザードの強襲打球を捕らえられず、後方に逸らしてしまった。打球は99.1マイル(約159キロ)のスピードで素早く転がり、キム・ヘソンの前で跳ね返り、体に当たって後ろに流れた。キム・ヘソンの今シーズン2つ目の失策。幸いにも失点にはつながらなかった」
マイナーで開幕を迎えたキムは、5月4日に大リーグに昇格。大リーグでは、課題の打撃が好調で、試合前までは打率.395と、高い数字を誇った。この日、3打数無安打に終わり、打率は.366まで落ちた。
チームは、大谷の活躍もあり7-2で快勝。先発のマウンドに上がった山本由伸投手(26)は、6回を投げ、3安打2失点(自責2)の好投で、今シーズン6勝目をマークした。