料理研究家のリュウジさんが2025年6月4日、前日に備蓄米をめぐるレビューを予告したところ、思わぬ批判が寄せられたとしてXに疑問をつづった。「政府備蓄米、古古米手に入れました」政府備蓄米が放出され、随意契約した大手スーパーなどを通じて購入者のもとに渡り始めている。5月31日には、アイリスオーヤマとイトーヨーカ堂が、小売店として初めて今回の備蓄米を販売した。1日には、東京都内にある「イオンスタイル品川シーサイド店」で、5キロで税込2138円の「国産備蓄米」が大量に並んだ。小泉進次郎農水相が視察に訪れたほか、店前には備蓄米を求める客の行列ができる事態となった。料理研究家のリュウジさんも3日、「和の一膳」と名付けられた5キロ入りの備蓄米を手にした写真を公開し、今後レビューを行うと予告した。「政府備蓄米、古古米手に入れました めちゃくちゃ荒れそうですが忖度無しでレビューします」「怒り散らしてる人は料理研究家に何を求めてんだろ」リュウジさんは翌4日の投稿で、「これに対して味の問題じゃない!! とか怒り散らしてる人は料理研究家に何を求めてんだろ」と疑問をつづった。前日の投稿には、「美味い不味いやないねん なんで米が不足してるのか? が 問題やねん 論点がズレてる人がいると 物事が違う方向へ行く」「米高くて困ってる人の手元に少しでも多く届くよう、困ってない人は買わないで欲しい。再生回数欲しいだけでしょ?」など、一部から批判の声が寄せられていた。「農家さんが丹精込めて作った米が時間が経つとどれだけの変化があるか知りたい方の為に実直に現状を伝えようと思ってんだけどな」とし、「美味しかったらなんか不都合があんだろうか」と困惑を明かしている。リュウジさんの投稿には、「備蓄米の評価を何がなんでも下げたい連中の目的が知りたい」「政治のごちゃごちゃは置いておいて『それはそれとして味はどうなんだ』ってのは日本人として正しい姿勢だと思います」など、共感の声が寄せられた。「そりゃ美味いに越したことはないけど、至高の白米のように冷凍しても美味しく食べるかをリュウジさんでなければできない忖度無しレビューが知りたいだけ」と、料理研究家として備蓄米をおいしく食べる方法を提案してほしいとする意見もある。
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