元新党さきがけ代表代行・田中秀征氏が説く「中選挙区連記制」 参院選前にも選挙制度を一気に変える環境にある

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石破首相も中選挙区連記制を提唱していた

   実は、石破茂首相も「月刊日本」(2024年6月号)で「いま私が考えているのは中選挙区連記制だ」と明言していた。

   「全国に定数3の中選挙区を150作って、有権者は各選挙区で3人まで候補者を選ぶ」制度を提唱した。このシステムでは、有権者は、連立の組み合わせも選ぶことができる。連立の組み換えを起こすこともできる。

   石破氏は首相になった後は、具体的な発言は控えているが、2025年正月(1月6日)の年頭記者会見で、「より幅広い民意が反映されることが重要だ。(小選挙区比例代表並立制の)約30年の歴史を踏まえ、党派を超えた検証が必要だ」と、新たな選挙制度の必要性を示唆した。

   その1月下旬に、衆院議長の下に「衆議院選挙制度に関する協議会」が設置され、5月までに6回の協議会が開かれ、各国の選挙制度の研究などが進められている。

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