元格闘家のエンセン井上氏(58)が、2025年6月22日にユーチューブを更新し、格闘技イベント「BreakingDown16」(7月13日、大阪)のオーディションの内容に対して、警鐘を鳴らした。
溝口氏「それ、瓜田さんに言われた?いきなり俺に絡めと言われた?」
「BreakingDown16」のオーディションの模様は、同団体のCEOを務める朝倉未来(32)のユーチューブ動画で公開された。
井上氏は、「BreakingDown16」のオーディションに関して、「混ぜて大丈夫か、これ...かなり危険だな」とのタイトルで動画を公開し、動画概要欄には「本物のワル対演者の差。このままなら間違いなく事故起きる」とのコメントを付けた。
井上氏が「危険」だと判断したのは、同団体のCOOを務める溝口勇児氏(40)と、瓜田純士(45)率いる反乱軍の一員として登場した「北九州最強喧嘩師」誠とのやりとりだ。
誠はオーディションの最中に審査員席の溝口氏に向かって歩み寄り、「あんなビンタの試合(BreakingDown14・5)に出させて、人をなめとんすか」と食って掛かった。瓜田によると、誠は過去のオーディションに対する運営の方針に、不満を抱いているという。
溝口氏は不敵な笑みを浮かべ「それ、瓜田さんに言われた?いきなり俺に絡めと言われた?」と挑発し、緊迫したムードが漂った。
その後、溝口氏と瓜田の激しい言い合いが続き、怒りを抑えきれない誠が椅子を蹴り上げ、その椅子が審査員席の方向へ吹っ飛んでいくシーンがあった。
このような荒れたオーディションについて、井上氏は「今日話したいのは、誠さんと溝口さんの問題」と切り出し、「ブレイキングダウンの問題は色々混ざっていること。本物の不良と、インチキな不良。不良になりたい人と、不良じゃない人。まじめな人。それを混ぜるといろいろ問題になる」と指摘し、溝口氏と誠のやりとりについて、持論を展開した。