元格闘家エンセン井上、ブレイキングダウンに忠告 「本物のワル」対「演者」の差...「このままなら間違いなく事故」

「ブレイキングダウンが続けられなくなる問題になるかも」

   「今回の誠対溝口さんの問題は、誠は本物の不良。昔から知っている。彼の気持ちは分かる。溝口さんは不良じゃない。不良との付き合いが多いが、不良じゃないから深い気持ちの部分で、間違えることがある。誠が溝口さんに怒ってする話は、本当の気持ち。溝口さんが理解していなくて、『瓜田さんに言わされただろう』と言った。でも、誠は本物の不良だから言わされることはない」

   そして、「噂で聞いた」と前置きし、オーディションでの誠の言動に触れ、溝口氏に苦言を呈した。

   「(オーディションで)誠がすごく暴れていた。本気で暴れていた。溝口さんは、もめていいと思っても、放送できない動画になる。セキュリティーも大変。いろいろ迷惑をかける。溝口さん、ブレイキングダウンのトップとして、ちょっと考えた方がいい。自分が引かなくてもいいが、いろんな人に迷惑をかける。溝口さんが、誠の性格をもっと分かった方がいい」

   米ハワイ出身で元総合格闘家の井上氏は、総合格闘技イベント「PRIDE」などに出場し、プロレスのリングにも立った。格闘家として数多くの舞台に立った井上氏は自身の経験から「心配しているのは、(ブレイキングダウンが)これから大丈夫なのか」とし、こう続けた。

   「ブレイキングダウンは、このようなもめ事がエンターテイメントとしていいと思うが、これ以上いくと困る。エンターテイメント以上になると良くない問題になるし、迷惑になる。ブレイキングダウンが続けられなくなる問題になるかもしれない。もう少し、しっかり考えて、ちゃんとした行動をしたほうがいい」

   「BreakingDown16」のオーディションでは、瓜田が溝口氏に対して、同団体を私物化していると猛批判。溝口氏は一歩も引かず、反乱軍に対して自身の信念を貫いた。

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