韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は2025年6月25日、大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する韓国出身のキム・ヘソン内野手(26)の特集記事を組み、キムのスタメン落ちに不満をあらわにした。
「妥協を知らないロバーツ監督」
ドジャースは、25日(日本時間)にクアーズ・フィールドでコロラド・ロッキーズと対戦し、キムはスタメン落ちした。
キムは今シーズン34試合に出場し、打率.372、2本塁打、12打点を記録。出塁率と長打率を合わせたOPSは.948と高い数字をマークしている。
ワールドシリーズ連覇を狙う最強軍団の中において、打撃と俊足で存在感を示しているキム。これまでのデーブ・ロバーツ監督(52)の起用法をみると、主に対戦相手の先発投手が、右投手の際にキムをスタメンで起用する傾向にある。
この日のロッキーズの先発は、右腕のヘルマン・マルケス投手(30)だったが、キムはスタメンから外れた。
このような背景もあり、「スポーツ朝鮮」は、「『もう期待するのは諦めた』キム・ヘソン、また右腕先発投手との対戦でスタメン落ち 妥協を知らないロバーツ監督の頑固なこだわり」とのタイトルで記事を展開した。