メタルバンド・Crossfaithが2025年6月28日、メンバーのDaikiさんが「社会的に不適切な行為」を行ったとして解雇を発表。その詳細も公開した。
「社会的に不適切な行為を行ったことが、先日判明しました」
Daikiさんをめぐっては、海外の14歳女性とDMでやりとりしていたとして、ツアーに同行していたバンド・Falling in Reverseのロニー・ラドク氏からSNSで告発されていた。
Crossfaithは27日にXに公開した文書の中でこの騒動に触れ、ヨーロッパツアーをキャンセルすることを報告。また、今後について、「現在バンド内で慎重に協議を進めているところです」と明かした。
その後、28日にあらためてXを更新し、Daikiさんについて、「社会的に不適切な行為を行ったことが、先日判明しました」として、メンバー内の協議と本人への事実確認を行った上で、「本日付で解雇処分といたしました」と報告した。
さらに30日に投稿されたポストでは、被害女性と家族へ謝罪した上で、「今回の事態を極めて重大かつ深刻なものと受け止め、Crossfaithは当面の間、活動休止させていただく決断をいたしました」とバンドの活動休止も発表された。
当初は「バンドとしてDaikiの行なった行動の重大性を認識出来ておらず」
さらにCrossfaithの公式Xは、Daikiさんと未成年女性とのやりとりのDMも動画で公開。やりとりはライブを鑑賞した女性からのアクションで始まっていたが、Daikiさんは女性に「君は美しいね」と送ったり、名前を聞き出したりしていた。
また、女性が自ら「14歳」と明かし、「私の年齢があなたにとって問題になりますか?」と質問すると、Daikiさんは「私は37歳ですが、問題ないと思います!」と答えていた。
その後、Crossfaithは事案の経緯を画像で説明。6月18日にDaikiさんのインスタグラムのDMに女性からメッセージが送られてきたといい、その後、女性の母親がDMを把握。ロニー・ラドク氏にDMで連絡したとのこと。
ラクド氏はCrossfaithのボーカル・Koieさんに速やかな対応を求めた。だが、Koieさんは一度、Daikiさんを擁護した上で、「バンドとしてDaikiの行なった行動の重大性を認識出来ておらず即時解雇という判断をしなかった」と説明した。
その後もCrossfaithが海外ツアー公演を行ったため、ラクド氏が告発動画を公開し、今回の対応に至ったことが詳細に説明されていた。
— CrossfaithJapan (@CrossfaithJapan) June 29, 2025
— CrossfaithJapan (@CrossfaithJapan) June 30, 2025