【プロボクシング】米人気ユーチューバー世界ランク入り、海外専門メディア痛烈批判「実力よりも名声と金銭に屈した」

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「WBAランキング 見せかけか?」

    ただ、チャベス・ジュニアは元世界王者といっても王座を獲得したのは、14年前の11年6月だ。このような背景もあり、「ノッティファイト」はポールの世界ランキング入りを疑問視した。

    同メディアは、「ジェイク・ポールの恥ずかしいWBAランキング 見せかけか?それともスポーツとしての実力か?」とのタイトルで記事を展開した。

    記事では「ジェイク・ポールがまたやってくれた。物議を醸したユーチューバーからプロボクサーに転身したポールは、世界ボクシング協会(WBA)クルーザー級世界ランキングでトップ15入りを果たし、国際ボクシング界全体に激しい怒りを巻き起こした」とした。

    そして、ポールの世界ランキング入りによって、ランキングが下がった選手の怒りの声を伝えた。

    記事によると、6月までWBAクルーザー級14位に入っていたグレイグ・パーカー(米国)が、ポールのランクインにより15位に後退した。

    パーカーは、WBAの決定に対して「このスポーツで懸命に努力してきたすべての人々への侮辱だ」と痛烈に批判し、「高齢のチャベス・ジュニアを倒した後に、彼が来て私の地位を奪うのはプロボクシングの恥辱だ」と語ったという。

    さらに、「彼だけではない。コーチ陣、プロモーター、そしてファンもWBAの決定に疑問を呈し、同団体がスポーツの実力よりも名声と金銭に屈したと非難している」と批判的に論じた。

    米国の歴史と権威ある専門誌「ザ・リング」(ウェブ版)は、今回のポールの世界ランク入りに関して、「ジェイク・ポールのランキングは、他のランキング候補者からの抗議を受けてWBAによって見直される予定だ」と伝えた。

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