濡れた大屋根リングが色移り&滴る雨水も「茶色」、雨の万博に注意 万博協会の見解は「大屋根リングに限らず...」

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晴れた日に触れても特に汚れはなし、花壇への雨が影響?

   J-CASTニュースの記者も7月に万博を訪れ、実際にイタリア館付近の大屋根リングの柱に触れてみた。ただし、記者が訪れた時間は、雨は降っていたものの柱は濡れておらず、触れてもとくに汚れることはなかった。

   また、滴る雨水について、Xでは大屋根リングの上にある花壇の土などが雨水に混じったのではないかとする指摘も寄せられた。花壇は大屋根リングの上の歩道のわき、屋根の軒に当たる部分の近くに点在している。軒からは数10センチ離れた場所に設置されており、少しの雨で土が流れ出ることはないとみられるが、側溝などはなかった。

   なお、2つある歩道の間には緑地エリアが広がっており、こちらには側溝があった。

   J-CASTニュースが大屋根リングに寄りかかった際の汚れや、滴った雨水について万博協会に尋ねたところ、万博協会は

「大屋根リングに限らず、屋外にあるものに濡れた状態で触れると、付着した様々な汚れが洋服に移るケースは多分に想定されると思われます」

と回答した。

   木材への塗装については、「柱や梁を含む大屋根リングの木材部分には、仕上げ材として(透明浸透型の)保護塗装が施されています」と説明した。

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