苦しむベテラン巨人・坂本勇人は復活できるか それよりも若手にチャンスを与えた方が?

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   手痛い敗戦だ。巨人が2025年7月17日のヤクルト戦(神宮)で逆転負けを喫し、2連敗で借金1に。試合がなかった首位・阪神と9ゲーム差に広がる一方で、5位・中日と2ゲーム差まで縮まりCS争いが混とんとしてきた。

  • 坂本勇人選手(写真:スポーツ報知/アフロ)
    坂本勇人選手(写真:スポーツ報知/アフロ)
  • 読売ジャイアンツの本拠地・東京ドーム
    読売ジャイアンツの本拠地・東京ドーム
  • 坂本勇人選手(写真:スポーツ報知/アフロ)
  • 読売ジャイアンツの本拠地・東京ドーム

「得意の内角をさばけなくなっているのも気がかり」

   2度のリードを奪ったがすぐに追いつかれ、試合の主導権を握れない。同点で迎えた8回2死三塁のピンチで宮本丈の詰まった打球が三遊間へ。三塁の坂本勇人がファンブルして勝ち越し点を献上した。記録は内野安打だったが、守備能力の高さを考えたら内野ゴロで処理してほしかった。坂本は直後に9回2死満塁の好機で打席が回ってきたが、外角低めのスライダーに空振り三振を喫した。

   坂本は今季、2度のファーム降格を味わうなど、39試合出場で打率.203、2本塁打、11打点。2度目のファーム調整を経て、6月10日に再昇格後は、鋭い打球が目立つように。7月9日の中日戦(福島)以降は5試合連続で4番に起用されているが、再び下降線に。得点圏打率.138と好機でブレーキになる場面が目立つ。

   スポーツ紙デスクは

「以前はきっちり見極めていた変化球のボール球に空振りするケースが多い。得意の内角をさばけなくなっているのも気がかりです。坂本の経験値は貴重ですが、チームに大きなプラスアルファをもたらしているとはいえない。今後を見据えて、荒巻悠、増田陸などイキのいい若手たちにチャンスを与えた方がいいかもしれません」

   と指摘する。

   坂本は復活できるか。チームの精神的支柱だが、グラウンドでの結果が求められている。

(中町顕吾)

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