「新人王候補に挙げられるほど攻守走の貢献度が高かった」
「5月4日に行われたアトランタ・ブレーブス戦に代打として出場し、歴史的な大リーグデビュー戦を戦ったキム・ヘソン。その後、ダイナミックな活躍を繰り広げ、当初『期限付き』で起用する予定だったドジャース球団の方針を変更させることに成功した。プラトーンシステム(試合によって選手を使い分ける)の対象となるユーティリティ選手だったが、ナ・リーグの新人王候補に挙げられるほど攻守走の貢献度が高かった」
また、左肩の負傷が三振急増の要因とし、「後半戦27打席のうち、ほぼ半数の12打席で三振を喫した。(デーブ)ロバーツ監督の診断通り、自分のスイングができなかったためだ。左腕に力を入れられず、実質的に右腕だけで打撃をしていたに等しかった」と解説した。
今シーズンのキムの打撃成績は、29日時点で打率.304、2本塁打、15打点、12盗塁。出塁率と長打率を合わせたOPSは.744だ。守備では、ユーティリティープレイヤーのキムは、セカンド、ショート、センターなどのポジションをこなし、チームに貢献してきた。
「スポーツ朝鮮」は、キムの今後に関して、次のように分析した。
「負傷者リストの登録期間は最低10日間であるため、キム・ヘソンの復帰時期は8月9日以降となる。しかし、現在のところ、怪我の特性上、十分な休息が必要であるため、さらに時間がかかる見込みだ」
なお、負傷者リスト入りのキムに代わり、若手有望株のアレックス・フリーランド内野手(23)が昇格した。