暴力事案に揺れる広陵高校、甲子園初戦突破で続く「いばらの道」 敗戦の旭川志峯「握手拒否」に賛否

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「俺は支持する」「スポーツマンシップとは?」

   こうした中、SNSでは、試合終了後のあいさつでの旭川志峯選手らによる「握手拒否」が波紋を広げている。

   試合終了後、両校の選手は整列し脱帽。サイレンの鳴る中で一礼を交わし、互いの健闘をたたえあった。しかし、旭川志峯の選手のうち数人は、顔をあげるとすぐさま踵を返し、走って自軍ベンチへと引き上げた。ためらうように数歩退くも、広陵ナインの元に歩み寄るような様子を見せる選手もいた。

   両軍ナインのこうした姿はSNSで拡散され、賛否両論を呼んでいる。

   「そりゃ不祥事起こして何食わぬ顔して参加してる奴らと握手したいとは思わんやろな。俺は支持する」「礼は全員でしたからいいでしょう 礼→試合に対して 握手→個々人の健闘に対して でしょ。仲間に暴力振るうようなやつに握手はそりゃしたくないわ」など、旭川志峯の選手らの行動を支持する声もある。

   一方で、「いくらこんなことがあったとはいえ、グラウンドに"選手"として立っている以上、試合後に握手するのは最低限のマナーなんじゃないの? 握手の相手が誰だからしないとかではなく」「いかなる事があってもここは甲子園 スポーツをする場 スポーツマンシップとは? そして高校生が同じ高校生を突き放すような事をスポーツマンがするのか? あくまで野球を競う場って考えると褒められた行為じゃないと思うけどね」などとする見方もある。

   初戦を突破した広陵だが、暴力事案の収束が見えない中、今後も同様の場面に直面する可能性がある。厳しい視線を浴びながらの戦いが続きそうだ。

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