「野球がうまければ何でも許されるのか」、元プロ選手が広陵高校「暴力事案」に持論...「勘違いが勘違いを生む」

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    プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムプレーした野球解説者の高木豊氏(66)が、2025年8月12日にユーチューブを更新し、暴力事案で揺れる広陵高校について見解を示した。

  • 高校球児の聖地・甲子園球場
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「隠ぺいしてもSNSとかがあるし、絶対に拡散されて正直に伝わる」

    第107回全国高等学校野球選手権大会(甲子園大会)に出場していた広陵高校は10日、1月に起こった複数の野球部員による暴力行為を理由に、出場を辞退することを発表。広陵高校は、大会3日目の7日に行われた1回戦で、旭川志峯高校(北北海道)に3-1で勝利し、2回戦進出を決めていた。

    広陵高校をめぐっては、SNSで同校野球部員が上級生に殴られるなどの暴力を受けたとする情報が拡散していた。

    6日に広陵高校は公式サイトで、1月に1年生部員(当時)に対し、2年生部員(当時)4人による「暴力を伴う不適切な行為」があったことを認め、経緯を説明し謝罪した。被害を受けた部員は3月末に転校したという。

    このような状況を踏まえ、今回の暴力事案に関して高木氏は「そもそも大人がよくない」と切り出し、次のように持論を展開した。

    「もちろんいじめはよくないが、若者が集まった時、問題が起きた時に、大人がついているわけだから。どういう指導をするか。隠ぺいしても、SNSとかがあるし、絶対に拡散されて正直に伝わる。最初にちゃんと頭を下げれば。すみませんでしたと、襟を正せばいいのに、隠ぺいがあったことが分かりだしてきた。預かる大人がよくない」

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