「人生激変」の瞬間!社会人533人に聞いたキャリアの「ターニングポイント」...今求められている人材のリアル

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採用現場で求められるのは「軸を持った人材」

   採用の現場では、多くの企業が「自分の言葉でキャリアを語れる人材」を重視しています。これまでの経験や将来のビジョンを自分自身の言葉で語れる求職者は、自分の強みや弱みを正確に把握し、それを仕事でどう活かせるかを具体的に説明できるため、企業側も入社後の活躍をイメージしやすく、結果として内定率や入社後の評価が高い傾向にあると考えられます。

   たとえば、ある企業では、求職者が自らのキャリアを整理して話せるよう、人事面談でサポートを行うほどです。採用担当者が求めているのは、単なるスキルや実績だけではありません。キャリアの転機となった出来事や、その時にどのような選択をしたのか、そして「今後どう成長していきたいか」といった、自分自身の視点や考え方を整理して伝えることが重要です。

   もちろん目の前の業務に取り組むなかで見えてくるものもありますが、自己分析を通じて自分の価値観や経験のつながりを整理し、一貫性のあるキャリア像を描けるようにしておくことも大切です。

   転職する・しないにかかわらず、自分の経験や環境の変化を振り返ることは、納得感あるキャリア選択につながります。今のうちから、自分の言葉で語れる準備をしてみてはいかがでしょうか。



【プロフィール】
和田大生(わだ・ひろお) オープンワーク株式会社 マッチング事業部 ダイレクトセールスユニット/大学卒業後、2021年にオープンワーク入社。リクルーティングコンサルタントとして、一貫して大手総合コンサルファームや日系大手メーカー、テック系ベンチャー企業などの中途採用を支援する。現在はメンバーマネジメントや自社採用などにも奮闘中。

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