学歴詐称疑惑が問題となっている静岡市伊東市の田久保真紀市長が2025年8月16日、Xを更新し問題に関する意味深な投稿を行い、ネットの注目を集めている。
13日には「約19.2秒ほど見ていただいた」主張
田久保氏をめぐっては、市の広報誌に平成4年(1993年)に東洋大学法学部を卒業したと記載していたが、卒業していないとする投書が市議会に寄せられたとして問題になった。その後、田久保氏は大学を除籍となっていたことが明らかになった。
市議会ではこの問題に関し百条委員会を設置し、田久保氏が「卒業証書」だとしているものの提出を求めたが、田久保氏はこれを拒否する状況が続いている。
田久保氏は7月中に辞任し出直し選挙に臨む姿勢を明らかにしていたものの、7月31日にこれを撤回。「改革への道はまだ本当に始まったばかり」などとして、続投の意思を明らかにしていた。
その後、8月13日の百条委員会で、田久保氏は「事実関係といたしましては、私が卒業していない、そして除籍であるという事実を知りましたのは6月28日に大学に出向いたときになります」と、以前からの主張を繰り返した。
その上で、「報道であるような『チラ見せ』といった事実はありません」と一部報道を否定した上で、「約19.2秒ほど見ていただいたと記憶しております」などと強調していた。