「迷惑過ぎる」「なんでそんなところに座ってんだ」
報道によると、女性を救助するため、東上線では、架線への送電を止めたといい、乗客らからは、電車の冷房が切れて蒸し風呂のように暑いとX上で悲鳴が上がった。ラッシュ時にかかって、出勤時間に間に合わないとの嘆きも漏れた。東上線と相互に乗り入れている他社の路線にも、次々に影響が出ているとの報告も出ていた。
救助では、警察官2人がそれぞれ女性の右手と左手を引っ張り、女性が落下しないように対応した。女性は、なかなか説得に応じなかったが、ようやく6時30分ごろ、別の警察官が板に降りて女性を押し上げ、他の警察官や救急隊員が歩道橋の上に引っ張り上げる形で、女性の救助に成功した。
東武鉄道によると、東上線は、6時50分になって、全線で運転が再開された。
女性が救助されたことについては、「自殺未遂??かな」「無事でよかった」との声がX上で上がった。その一方で、今回の騒ぎを起こしたことに対しては、「迷惑過ぎる」「なんでそんなところに座ってんだ」「流石に怒りが収まらない」などと厳しい指摘も相次いだ。
鉄道会社は女性に損害賠償を請求すべきだとの声も上がっていた。
この点について、東武鉄道の広報部では、「現状でお答えできることはありません」と取材に答えた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)