ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が2025年8月21日、「余暇時間」のスマートフォンの使用の目安を1日2時間までにする愛知県豊明市の条例案について、たった6文字で反応した。
堀江氏「頭おかしいな」
問題になっているのは、「豊明市スマートフォン等の適正使用の推進に関する条例」案。市の公式サイトによれば、仕事や勉強を除いた余暇時間におけるスマホやパソコンなどの使用時間について、1日2時間以内を目安とする条例案。また時間帯についても、小学生は21時まで、中学生以上は22時までを目安にしている。いずれも「市、保護者、学校等及専門職等が連携して促す」としている。8月25日から始まる市議会に上程され、可決された場合、10月1日から施行される。
堀江氏は8月21日、条例案について報じた記事にXで反応し、「頭おかしいな」とバッサリ。SNSでは、「全くの同意見です」「おかしいです」「ほんとそれ」などと賛同する声が寄せられている。
今回の条例案はSNS上でも波紋を広げた。これを受け、豊明市は22日、小浮正典市長の名義の文章を公式サイトで発表した。「ネット上で誤った記述が散見されます」として、正しいとする情報をまとめた。
この内容によれば、スマホなどが「便利で生活に欠かせない」ことを肯定していることが前提だとし、「余暇時間」について説明。その例を次のように列挙した。
「たとえば、通勤・通学時間は余暇時間に含みませんし、料理や運動時にスマホの動画を参考にするのも余暇時間に含みません。オンライン学習も含みませんし、eスポーツの大会を目指して練習する時間は他のスポーツと同様、含みません」
また、スマホなどの使用を1日2時間以内にするのは、あくまでも「目安」だと強調。さらに、「本条例案には、『~なければならない』や『~努めなければならない』といった市民の方々に権利を制限したり、義務を課したりする文言はありません」としている。