木下博勝医師、「直美」問題にズバリ提言 「かなり乱暴な意見」承知で...国会議員に対応求める

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   女子プロレスラー・ジャガー横田さんの夫で医師の木下博勝氏が2025年8月25日、医療業界を取り巻く「直美(ちょくび)」問題についてインスタグラムで私見を述べた。

  • 木下博勝氏(写真:Yosuke Tanaka/アフロ)
    木下博勝氏(写真:Yosuke Tanaka/アフロ)
  • 木下博勝氏のインスタグラム(@hirokatsu_kinoshita)より
    木下博勝氏のインスタグラム(@hirokatsu_kinoshita)より
  • 木下博勝氏(写真:Yosuke Tanaka/アフロ)
  • 木下博勝氏のインスタグラム(@hirokatsu_kinoshita)より

「外科は激減、癌等の手術は...時間が今の2倍以上に...」

   木下氏は、医学部卒業後に2年間の初期研修を終えてすぐ美容医療に進む「直美」と呼ばれる医師が増えている問題に触れ、「その分、内科、外科、小児科、婦人科に進む医師が減る計算になります」と切り出した。

   続けて「個人的には、国立も私立も医学部には国から補助金が投入されています。6年間で考えると多額です」と指摘しながら、「医師不足で医学部の定員を増やしたものの、現実は皮膚科、眼科、美容に進む医師が増えて、外科は激減、癌等の手術は確実に将来は、受けるまでの時間が今の2倍以上になるかも知れません」と警鐘を鳴らした。

   対策をめぐっては、

「憲法で保障されている、職業選択の自由、に違反するかも知れませんが、国家試験取得後は一定期間、保険診療や研究業務に従事する。違反する場合は、投入された補助金を計算して、国に返納する。出来なければ、医師免許停止、かなり乱暴な意見とは承知していますが、法律を作れるのは国会議員の方々ですので、何か考えて頂きたいです」

と提言。

   「人口が減って来ますので、医学部の定員もそれに合わせて減らすのでしょうが、AIが医療の現場にも入るでしょうから、多分現場は対応出来て行くと予想します」ともコメントしている。

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