格闘技イベント「BreakingDown」(ブレイキングダウン)の人気選手で元プロボクサーの飯田将成(39)が、2025年8月26日にユーチューブを更新し、10月26日に大阪で開催される試合に出場することを報告した。
「『今年中に戦う姿を見せたい』とずっと言っていた」
対戦相手は韓国人選手で、試合形式やルールなどの詳細は未定だという。
飯田は7月13日に大阪で開催された「BreakingDown16」で、ラッパーのSATORUと対戦する予定だった。ところが、同団体のCOOを務める溝口勇児氏(40)の言動に不満を示し、大会直前に出場を辞退した。
試合をドタキャンした飯田に対して、インターネット上ではさまざまな意見が飛び交い、賛否が分かれた。
注目された試合は、渦中の溝口氏が選手として代替出場。セミファイナル(ライトヘビー級キックボクシング)でSATORUと対戦し、4-1の判定で勝利した。
ドタキャン騒動以来、リングから遠ざかっていた飯田氏は、今回の試合決定について「ファンの人たちには伝えていた。『今年中に戦う姿を見せたい』とずっと言っていた。どこの団体というよりは、戦う姿を見せれば、やることは一緒だから」と率直に語った。
また、飯田の友人で練習パートナーを務めたこともあるノッコン寺田(40)は、動画にゲスト出演し、独自の視点でドタキャン騒動を振り返りながら「戦友」にエールを送った。寺田は現在「BreakingDown」を出禁となっている。
「飯田は明らかに強いし、トレーニングもしっかり頑張ってきた」
「俺は、飯田将成が弱いイメージというか、逃げているみたいなイメージを払拭したいわけよ。明らかに強いし、トレーニングもしっかり頑張ってきたのに、あまりにもちょっと...。溝口が悪いのに、あいつが100%悪いのに、飯田将成が逃げているみたいになっているのも鼻につく。ここは見せてほしいと俺は思う」
寺田の熱いメッセージに対して、飯田は「ファンの人に今年、見せると言っていたので、10月26日だったら時期もちょうどいい」とし、こう続けた。
「魅せれる試合は絶対にするよ。出るからにはね。今はひとりで練習しているけど、初めから、ブレイキングダウンに出た当初からずっとひとりで練習していたし。(この試合は)俺もうれしかった。ファンのひとたちに見せたいと言っていたから。俺が10月に出るなら、『負けてほしい』という声が多そうだね」
人気団体の試合をドタキャンして注目を集めた飯田。COOの溝口氏とは依然として確執があるようだ。「BreakingDown」の朝倉未来CEO(33)は、飯田の今後の「BreakingDown」参戦について「考えづらい」とし、「こちらからオファーすることはないですね」と明かした。