亀田和、アフマダリエフの「異変」指摘 駆け引きかもしれないが...「左フック打っていない、痛めているかも」

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「井上は序盤警戒しつつ、しっかりポイントを取りに行く」

   井上勝利を予想する一方で、アフマダリエフの「異変」に言及。「ムロジョンは最近の動画で左フックを打っていない。ここ1か月くらい」と指摘し、次のように持論を展開した。

   「左を打っても、ストレートを軽く打つだけ。(左拳を)痛めているんじゃないかと思っている。右は全部強く打っているけど、左フックは打っていない。痛めているのかな?試合になったらアドレナリンが出て打つとは思うけど。今は全部チョンチョンとしか打っていない。(手の内を見せていない可能性も)あるかもしれない。(海外選手は)よくやるから。駆け引きかもしれなないし、ケガしているかもしれない」

   強豪アフマダリエフ相手に「KO宣言」を封印する井上だが、現在、11試合連続KO中で、多くのファンが井上のKO勝利を望んでいる。

   亀田は試合展開について、「(井上は序盤)警戒しつつ、しっかりポイントを取りに行くと思う。行けると思ったらダーッと行く。そこで中途半端にしたらムロジョンが調子に乗る。調子に乗らせたらヤバい展開になる可能性もある。あと、ムロジョンの左ボディー。相手が右ストレートを打ってきたときに、左ボディーを合わせるのがうまい」と分析した。

   井上はアフマダリエフに勝利すれば、12月にサウジアラビアで、WBC同級1位アラン・ピカソ(メキシコ、25)を相手に防衛戦を行う見通しだ。

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