250S大記録目前だったのに...ロッテ益田直也、ロッカー殴り左手骨折報道 責任感の強い男がなぜ

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   感情を抑えきれず、自身を傷つけた代償は大きかった。通算250セーブまであと2セーブに迫っているロッテの益田直也が2025年8月19日、救援失敗後にロッカールームのロッカーを殴って左手を骨折していたことが報じられた。

  • 千葉ロッテマリーンズの本拠地・ZOZOマリンスタジアム
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「精神的に追い込まれていたのでは」

   毎日新聞の報道によると、益田は8月19日の楽天戦(ZOZOマリン)で1点リードの9回二2死三塁から辰己涼介に同点適時打を浴び、次打者の堀内謙伍に四球を与えたところで降板。その直後にベンチ裏でロッカーを殴って左手甲を骨折した。患部の手術を受け、完治に数か月かかるという。

   益田は翌20日に登録抹消されていたが、球団はその後に「上半身のコンディション不良のコンディションが続いている」と説明していた。

   長年守護神を務めている功労者だが、今季は22試合登板で1勝4敗5セーブ2ホールド、防御率4.35。5月2日のソフトバンク戦(みずほPayPay)で2点リードの9回に登板し、2死を奪った後に死球を挟み4連打で3失点の逆転サヨナラ負けを喫するなど、不安定な投球が続いた。

   チームが最下位に低迷したことで批判の矛先が向けられ、SNS上では「今年で250セーブを達成して引退してくれ」など心無いメッセージも。益田をよく知る関係者は

「責任感の強い男です。抑えは抱えている重圧が大きいですし、精神的に追い込まれていたのでは。怒りをコントロールできずケガをして長期離脱したことは猛省しなければいけませんが、今までロッテを支えてきたことを忘れてはいけません。来年は完全復活してほしいです」

と期待を込める。

   来年は250セーブ達成で名球会入りを通過点に、抑えで再び輝きを取り戻す姿を見られるか。

(中町顕吾)

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