大阪府の吉村洋文知事が2025年9月24日、Xで大阪・関西万博の閉幕について投稿をした。
「開幕前はメディア批判のオンパレードだったので...」
吉村氏は「万博、10月13日に閉幕しないで欲しい、もっと続けて欲しい、何とか会期を伸ばせないかという意見を多く受けます」との声を紹介。
「開幕前はメディア批判のオンパレードだったので、最終盤、このようなご意見を頂けるのは本音で嬉しいです」と喜びをつづった。
一方で、「ただ、万博は国際条約で6ヶ月と決まっており、難しいです。申し訳ないです」とも述べ、要望に応えるのは困難との見方を示した。
万博は「国際博覧会条約」に基づき、その開催について責任を負う「博覧会国際事務局(BIE)」が開催期間について「6週間以上6ヶ月以内」とのルールを定めている。その背景には、国際的な公平性・開催頻度の調整、参加国の負担軽減といった理由がある。
これまでのドバイ万博(21年)、ミラノ万博(15年)、上海万博(10年)のいずれの万博も、「6ヶ月」以内で開催されてきた。
「ミャクミャクを大阪の公式キャラクターにして」
吉村氏の投稿には、「6カ月で終了なのは仕方ないですが、終わった後、少しの間だけでも大屋根リングを取り壊さずに入場して会場を歩き回れるようにするのも難しいですかね?」「会期の延長は無理なのはわかったので、海外パビリオンは諦めて、国内や企業パビリオンと飲食、物販、大屋根リングだけなら万博延長ではなく万博レガシー博的な感じで来春くらいまでできないものでしょうか?」などとする声が相次いだ。
その独特な形で賛否を呼ぶも、後に大きな人気を博した公式キャラクター「ミャクミャク」について、「ミャクミャクを大阪の公式キャラクターにしてください!!」「ミャクミャクパークとして、色々なイベントが開催される公園になったら素敵ですね」といった声もある。
万博、10月13日に閉幕しないで欲しい、もっと続けて欲しい、何とか会期を伸ばせないかという意見を多く受けます。
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) September 24, 2025
開幕前はメディア批判のオンパレードだったので、最終盤、このようなご意見を頂けるのは本音で嬉しいです。ただ、万博は国際条約で6ヶ月と決まっており、難しいです。申し訳ないです。