「大リーグ挑戦の現実は冷酷」
このような状況の中、「マニアタイムズ」は「大リーグ挑戦の現実は冷酷...キウムのレジェンドとして残ることも意味がある」とのタイトルで記事を展開した。
記事では「ソン・ソンムンの挑戦精神そのものは高く評価されるべきだ」と一定の評価を与え、こう続けた。
「しかし現実は冷酷である。ソン・ソンムンはKBOの舞台で優秀な成績を残したが、大リーグスカウトの目を引くような『確かな武器』が不足している。打撃で圧倒的なパワーを見せるには長打力が物足りず、守備と走塁もMLB基準では平凡だ。結局、『大リーグでレギュラー争いが可能か?』という問いにうなずきにくい」
そして、韓国出身大リーガーの現状に言及し。ソンの大リーグ挑戦について、次のような見解を示した。
「実際の事例を見ても、KBO出身の野手で、大リーグで成功した選手は極めて稀だ。イ・ジョンフでさえ現地適応過程で数多くの難関に直面している。キム・ヘソンはレギュラーの座すら確保できていない。KBO最高の抑え投手だったコ・ウソクは2年間、1度も大リーグのマウンドに立つことができなかった。率直に言って、ソン・ソンムンが持つ技術と年齢を考慮すると、大リーグでプレーできるかどうかは未知数だ」
26年シーズンに30歳の誕生日を迎えるソン。大リーグ移籍は実現するのか。今後の動向に注目が集まる。