今オフ「大リーグ挑戦」韓国人野手、「長打力が足りず守備・走塁は平凡」韓国メディア辛辣...「韓国人野手の成功はまれ」イ・ジョンフさえ苦戦

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   韓国メディア「マニアタイムズ」(ウェブ版)が2025年10月1日、韓国プロ野球(KBO)リーグのキウム・ヒーローズでプレーするソン・ソンムン内野手(29)の特集記事を組み、ソンの大リーグ挑戦を不安視した。

  • ソン選手(本人インスタグラムより)
    ソン選手(本人インスタグラムより)
  • キム・ヘソン選手を祝福する大谷選手
    キム・ヘソン選手を祝福する大谷選手
  • ソン選手(本人インスタグラムより)
  • キム・ヘソン選手を祝福する大谷選手

「韓国のイチロー」は今季、打率.266、8本塁打、55打点

   地元メディアによると、ソンは今オフ、ポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦することを表明している。

   ソンは、今シーズンからロサンゼルス・ドジャースでプレーしている韓国出身のキム・ヘソン内野手(26)のKBO時代の同僚だ。チーム公式サイトによると、身長182センチ、体重85キロの右投げ左打ちの内野手。

   昨シーズンは142試合に出場し、打率.340、19本塁打、104打点、21盗塁、出塁率と長打率を合わせたOPSは.927だった。今シーズンは、144試合に出場し、打率.315、26本塁打、90打点、OPS.917を記録した。

   ここ最近、大リーグでは、韓国出身の野手が苦戦している。唯一、ポストシーズンに出場しているドジャースのキムは、レギュラーの座を獲得できず、シーズン終盤は主に代打、代走要員に甘んじた。

   「韓国のイチロー」こと、サンフランシスコ・ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手(27)は、今シーズン打率.266、8本塁打、55打点でシーズンを終えた。アトランタ・ブレーブスのキム・ハソン内野手(29)は、48試合の出場にとどまり、打率.234、5本塁打、17打点だった。

「大リーグ挑戦の現実は冷酷」

   このような状況の中、「マニアタイムズ」は「大リーグ挑戦の現実は冷酷...キウムのレジェンドとして残ることも意味がある」とのタイトルで記事を展開した。

   記事では「ソン・ソンムンの挑戦精神そのものは高く評価されるべきだ」と一定の評価を与え、こう続けた。

   「しかし現実は冷酷である。ソン・ソンムンはKBOの舞台で優秀な成績を残したが、大リーグスカウトの目を引くような『確かな武器』が不足している。打撃で圧倒的なパワーを見せるには長打力が物足りず、守備と走塁もMLB基準では平凡だ。結局、『大リーグでレギュラー争いが可能か?』という問いにうなずきにくい」

   そして、韓国出身大リーガーの現状に言及し。ソンの大リーグ挑戦について、次のような見解を示した。

   「実際の事例を見ても、KBO出身の野手で、大リーグで成功した選手は極めて稀だ。イ・ジョンフでさえ現地適応過程で数多くの難関に直面している。キム・ヘソンはレギュラーの座すら確保できていない。KBO最高の抑え投手だったコ・ウソクは2年間、1度も大リーグのマウンドに立つことができなかった。率直に言って、ソン・ソンムンが持つ技術と年齢を考慮すると、大リーグでプレーできるかどうかは未知数だ」

   26年シーズンに30歳の誕生日を迎えるソン。大リーグ移籍は実現するのか。今後の動向に注目が集まる。

姉妹サイト