大リーグのロサンゼルス・ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督(53)の佐々木朗希投手(23)を巡る起用法について、インターネット上でファンから批判の声が殺到している。佐々木の登場を期待も...指揮官はトライネンを起用ドジャースは2025年10月7日(日本時間)、敵地シチズンズ・バンク・パークでナ・リーグ地区シリーズ第2戦を行い、フィラデルフィア・フィリーズを4-3で破った。試合は、両チームの先発投手による投手戦が展開され、6回まで0-0が続いた。試合が動いたのは7回だ。ドジャースは1死2、3塁のチャンスに、キケ・ヘルナンデス内野手(34)がショートゴロを放った。ホームでクロスプレーになったが、間一髪セーフとなりドジャースが1点を先制した。この後、大谷翔平選手(31)のタイムリーなどもあり、ドジャースがこの回、4点を獲得し、フィリーズを突き放した。ドジャースは8回に1点を失い、3点差で9回を迎えた。ここでファンの注目を集めたのは、ロバーツ監督の采配だ。日本の野球ファンが佐々木の登場を期待する中、指揮官がクローザーとして起用したのはブレーク・トライネン投手(37)だった。トライネンは3連続安打を許し、1アウトも取れぬまま2点を失った。ここでベンチが動き、アレックス・ベシア投手(29)をマウンドに送った。無死2塁のピンチでマウンドを託されたベシアは、なんとか2つのアウトを取るも、2死1、3塁とピンチは続いた。「ロバーツ監督まじでヤバかったよ正直負けると思った」3塁走者がホームに返れば同点の場面で、ベンチは佐々木を投入。佐々木は、トレー・ターナー内野手(32)を159キロのストレートで2ゴロに仕留めて試合終了。ピンチを切り抜け、逃げ切りに成功した。地区シリーズ2連勝も、佐々木の起用法に納得のいかないファンが、SNSに批判的な意見を投稿。Xには、ロバーツ監督に対して、次のような意見が寄せられた。「なんだったんだ、あの継投」「ロバーツ監督の尻ぬぐいをする神セーブ」「謎の温存はなんだったんだ」「3点リードで9回なら何も考えずに頭から佐々木朗希だろ」「ロバーツ監督迷走しすぎて見てられない」「なんでここで#トライネン?」「誰もが『今は佐々木朗希がクローザー!』と思ってるのにロバーツ監督だけが迷ってる」「ロバーツ監督まじでヤバかったよ正直負けると思った」「何というシチュで佐々木朗希を使うんだよ」スポーツ紙の報道によると、ロバーツ監督は6日に報道陣の取材に対応し、佐々木の今後の起用について「9回固定のクローザーに限定はしない。相手の打順を見た時に8回が勝負どころになることもある。いろんな選択肢がある」と語ったという。フィリーズに2連勝を飾り、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。地区シリーズ第3戦は、舞台をホームのドジャー・スタジアムに移し、9日(日本時間)に行われる。ドジャースは、山本由伸(27)が先発する。
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