始発駅停車中に運転士が読書、客申告で判明 「なんて世知辛い」同情も...JR北海道が説明した就業規則違反とは

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   JR北海道が公式サイトで2025年10月8日、客の申告を受けて「運転士が停車中に本を読んでいた事象」が判明し、注意喚起を実施したと発表した。

   発車までの待ち合わせ時間中の出来事だといい、Xでは「本読むくらいは許してあげたら」「運転士さん気の毒だ」などと同情的な声も多数出ている。ただ、同社は取材に「業務に関係のない本であることから、就業規則にある職務専念義務に反すると考えています」などと背景を説明した。

  • 写真はイメージ
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  • JR北海道公式サイトより
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「列車は動いておらず、ご利用のお客様におけがはありません」

   発表によると、7日17時5分ごろ、「函館線小樽駅で列車が発車するまでの待ち合わせ時間中に普通列車の運転士が運転室で私物の本を読んでいた」と客から申告があり、運転士本人に確認したところ、停車中の約8分にわたり読書していた事実を認めたという。

   列車は小樽駅17時18分発の岩見沢行きだったといい、「駅停車中の事象であり、列車は動いておらず、ご利用のお客様におけがはありません」としている。

   同社は運転士・車掌に対して事案の周知と注意喚起を実施し、再発防止に努めるという。「北海道運輸局による強化型保安監査体制の中、このような事象を発生させてしまい、お客様や関係する皆様にご心配をおかけしましたことをお詫びいたします」とも伝えた。

   一方、発表内容がXで拡散されると、「これは運転士さん気の毒だ」「本読むくらいは許してあげたら...?とは思う」「多少ゆるくてもそれが業務に全く支障が出ないならアリ」「当駅始発の停車中の事だしいちいち言うのはいかがな物なのかなと」「なんて世知辛い世の中なんだ...」「ダメな理由って何だろう。社則で何かあるのかな」といった声が広がった。

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