地下アイドルグループ「asterisk* east」の元メンバー、小野寺ポプコさんの近況がSNSで注目を集めている。
「数年前にライブ直前でやめさせられた地下アイドルが......」
小野寺さんは2025年10月20日、Xに「数年前にライブ直前でやめさせられた地下アイドルが、UCバークレーの卒業生代表に。ドラマチックな小野寺ポプコの人生」として2枚の写真を投稿した。
1枚目は白いTシャツに淡いラベンダーカラーのパンツを合わせ、マイクを片手に中指を立てるアイドル当時の写真。そして2枚目はUCバークレー大学院の卒業式の最中、壇上でスピーチをする小野寺さんの姿が写ったものだった。
小野寺さんは19年に活動していた「asterisk* east」に所属していた。19年6月にグループに加入するも、翌7月には脱退。グループは7月に上野公園水上音楽堂でのライブに出演したが、休演とされていた小野寺さんが突如壇上に登場した。
当時、客席側から撮影された動画によると、メンバーが3人そろいの衣装を身につけた中、小野寺さんは1人だけ私服とみられる服で登壇。メンバーにいじめられていたなどと暴露し、ステージで中指を立てて脱退を宣言するという衝撃的なハプニングとなった。
活動期間はわずか1週間だったとして、Xでも「正直変な理想押し付けて個性を抹殺しようとする運営ほんとダサいし意味わかんない。メンバーに田舎の高校生みたいなしょうもないいじめやられるのもまじだるい」と告発していた。
「海外暮らしインフルエンサーとしてもっと大きくなりたい」
21年10月の投稿では、「今2000億規模のヘッジファンドで働いてて、来年早稲田卒業したらアメリカの大学院行く予定です。全然エンターテインメントと関係なくてごめん」と報告。
22年9月に早稲田大学を卒業した小野寺さんは、23年3月にアメリカのUCバークレー大学院に進学することを明かしていた。
SNSでは卒業生代表に選ばれたという小野寺さんについて「本当に凄いな。言葉もないわ努力されたんだろう。本当に凄いわ、権威主義とかでなく その背景を察するに凄まじい活力と努力が滲み見える」「ほんとにすごい! 誰が聞いても納得するほどレベルが高い。堂々と言うの含めて全てがかっこ良い」など、驚きと称賛の声が上がった。
SNSに近況を投稿したことに批判の声もあったとし、「何回あげるねんって言われちゃったけど、他の人が散々あげてて、本人が出すの初めてなんだ」と説明。
「あげるか迷ったけど...海外暮らしインフルエンサーとしてもっと大きくなりたいから、ここは便乗させてもらった わたしを好きでいてくれるファンがつくまで、修行中です」としている。
アメリカでの生活については、「『全部親のお金じゃない?』って言われたら、確かに親に育ててもらったことには感謝しかないし異論はない」とした上で、「学部後半の学費や生活費、そしてアメリカの大学院時代の生活費は自分の仕事で賄っていた」と告白。
「院の学費は親に出してもらったけど、卒業して1年足らずで同額は自分で稼いだ。『返しますか』と聞いたら両親が『返さなくていい』と言ってくれたから、ただただ感謝の気持ちしかない」とつづっている。
数年前にライブ直前でやめさせられた地下アイドルが、UCバークレーの卒業生代表に。
— onodela (@_onodela) October 20, 2025
ドラマチックな小野寺ポプコの人生 pic.twitter.com/rME68wW7MR