日本航空(JAL)傘下の中長距離路線を結ぶ格安航空(LCC)、ZIPAIR(ジップエア)が2025年10月28日、26年2月から3月にかけて米南部フロリダ州・オーランドに直行チャーター便を運航すると発表した。運航会社によると、日本からオーランドに旅客便の直行便は初めて。
「世界最大級のディズニーリゾート」だとされる、オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドに行く人を念頭に置いており、搭乗率によっては定期便化も視野に入れる。
乗り継ぎ込みで20時間の移動が13時間に短縮
これまで日本からオーランドに向かうためには、米ダラスやカナダのモントリオールで乗り継ぐ必要があり、20時間ほどかかっていた。今回の直行便では往路13時間、復路15時間程度で移動できる。 日本から米国への渡航誘致を担当している、ディズニー・デスティネーション・インターナショナルの澤田智子氏は、この点に触れて
「これまで乗り継ぎの不安や、飛行時間、移動時間の長さでウォルト・ディズニー・ワールドへの旅行を諦めていた方も多かったのではないだろうか。特にお子様連れのファミリーや3世代、またあまり海外旅行慣れしていない方など、今回の直行便はとても朗報」
とアピールした。
同社はZIPAIRとの共同プロモーションの一環として、条件を満たした人には
「プライベートな空間でのスペシャル・キャラクターグリーティング」
「特別エリアでのエプコットの人気ナイトショー『ルミナス・ザ・シンフォニー・オブ・アス』鑑賞(デザート付き)」
を提供するとしている。